米国務省のクローリー次官補
2011年03月11日 Twitterで「中東への(民主化の)津波期待」
米国務次官補「中東への津波期待」と書き込み 後に削除
2011.3.12 08:13
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米国務省のクローリー次官補(広報担当)は11日、短文投稿サイト「ツイッター」で「中東全域に(民主化の)津波が押し寄せることを期待して見ている。今は日本で違う種類の津波が押し寄せているのを見ている」と、東日本大震災で大きな被害を出した津波に掛けて書き込んだ。
この書き込みは、その後削除され、見られなくなった。
国務省では、日本部長だったメア氏が沖縄の人を「ごまかしとゆすりの名人」などと発言した問題で更迭されたばかりで、クローリー氏の書き込みも批判を浴びそうだ。
(共同)
アレック・サルキン
英語表記 Alec Sulkin.アメリカのアニメ脚本家。
2011年03月12日 「日本のこの地震に関して気分を楽にしたければグーグルで『パールハーバーの死者数』を検索してごらん」
▼2011年03月12日
Twitterに投稿。
If you wanna feel better about this earthquake in Japan, google "Pearl Harbor death toll".
「日本のこの地震に関して気分を楽にしたければグーグルで『パールハーバーの死者数』を検索してごらん」
↑の発言について具体的な数字。
65:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/03/12(土) 09:12:26.61 ID:YYGWaQqu0
>>4
広島 原爆 犠牲者数 9万−16万6千人
長崎 原爆 犠牲者数 6万−8万人
東京 空爆 犠牲者数 8万3793人
パールハーバー 犠牲者数 2,338人
▼2011年03月13日
Twitterで謝罪。
Yesterday death toll = 200. Today = 10 thousand. I am sorry for my insensitive tweet. It's gone.
「昨日の死者数、200。今日、1万。僕の思慮のないツイートについて、すみませんでした。もう消しました」
↑この謝罪?についても「人数の問題か!?」と批判が殺到する。
ダン・ターナー
ミシシッピ州知事のヘイリー・バーバー氏(共和党)の報道担当官。
2011年03月15日 同僚などに宛てた電子メールに 無神経なジョーク
許せぬ暴言!大物政治家の報道官が引責辞任 SANSPO.COM
無神経なジョークを飛ばした米国人がミシシッピ州にもいて、こちらは辞職に追い込まれた。
米複数メディアによると、ミシシッピ州知事のヘイリー・バーバー氏(共和党)の報道担当官、ダン・ターナー氏は14日(日本時間15日)、東日本大震災を不適切なジョークでちゃかしたことで、引責辞任した。
ターナー氏は、同僚などに宛てた電子メールに、1967年の自家用飛行機事故で26歳で死亡した、伝説の黒人ソウル歌手、オーティス・レディングの曲で、死亡直後の68年にヒットした「ドック・オブ・ザ・ベイ」を引用。「いまの日本じゃヒットしないけどね」などとする“ブラックジョーク”を記述した。
これを読んだ同僚や知人などから、「多くの人々が津波にのまれて犠牲になっているときに、不適切だ」などと批判を受けた。
「ドック・オブ・ザ・ベイ」の歌詞は、サンフランシスコ湾の情景を歌った内容で「港のドックに座り、潮の満ち引きを眺め、ただただ港のドックに座って無駄に過ごしている」などとつづられている。
知事のバーバー氏は来年の大統領選への出馬が取り沙汰されている大物政治家だが、知事自身は、部下のタチの悪いジョークを知らなかったという。
グレン・ベック
アメリカのラジオ番組司会者
2011年03月16日 大震災は「神の仕業」発言
時事ドットコム:大震災は「神の仕業」=米人気司会者ら、後に撤回
大震災は「神の仕業」=米人気司会者ら、後に撤回
ロサンゼルス時事】米保守派論客で知られるテレビ・ラジオ人気司会者グレン・ベック氏らが、東日本大震災を「神の仕業」などと発言し、後に撤回、陳謝する騒ぎがあった。AFP通信などが15日伝えた。
ベック氏は14日出演のラジオ番組で、問題の発言直後、「われわれが日頃の行いを点検し、省みるべきだとの趣旨だ」と釈明したが、メディアから、「宗教を曲解」(ロサンゼルス・タイムズ紙)、「思慮に欠ける」(サンフランシスコ・クロニクル紙)などと一斉に反発が上がった。
また、女優ウーピー・ゴールドバーグさんは15日に共同でホストを務めるトークショー番組で、「神の怒りを買ったとしたら私は襟を正す」と発言、陳謝に追い込まれたという。(2011/03/16-09:58)
Techinsight » ふざけるな! その3 今度は保守派トークショーホストが…米著名人の間で巨大地震について失言相次ぐ
こちらの記事によると、グレン・ベック(47)と、ラッシュ・リンボー(60)の二人が問題発言をしたとある。
その他
NYの人気DJ、「日本は終わり」発言に抗議殺到
2011年03月15日 16時55分
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ニューヨークのラジオ/ミックステープDJとして知られるケイ・スレイ(DJ Kay Slay)が東日本大震災についてTwitterで失言、これに抗議が殺到するというひと幕があった。
ケイ・スレイは震災について「こんなのは生まれてこのかた見たこともなかったニュースだ! 8.9の地震! クソデカイ波が進行方向にある何もかもをぶっ壊してるみたいだ」「こいつはやばい」などとつぶやいただけでなく、「世界の終わりだ。日本は終わった」とツイート。これが日本人はもちろん、日本在住のアメリカ人ヒップホップ・ファンなどから猛反発を受けた。
その後ケイスレイはこのツイートを削除した上で、「『日本は終わった』という部分は俺のつぶやきを引用した人が勝手に追加したもので、自分の発言ではない」と主張。しかし自ら該当のつぶやきを削除しているのでこの釈明を証明することも不可能という状態だ。その後、本人も事態収拾の必要を感じたのか、改めて「みんな日本のために祈ってくれ……状況は深刻だ。オレはみんなを愛してる、嘘を信じるな!!」とツイートしている。
失言ケイ・スレイが釈明、50セントは開き直り
2011年03月16日 21時20分
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米人気ラッパーの50セント(50 Cent)、DJのケイ・スレイ(Kay Slay)らが日本の東北地方太平洋沖地震について不用意なコメントを発して多くの批判を受けたことについて、それぞれ釈明している。
50セントは、「こんなことは言いたくないが世界は終わりに向かってる。日本で起きてることを見ろ。みんなを尊重する、愛してると伝えるんだ」とコメントする一方、「あの必死な連中を見ろ、LA、ハワイ、日本のオレの女たちを避難させないとな」などとTwitterに投稿。これが国内外から非難されたことを受けてか、「オレのいくつかのツイートは無知から来たものだ。オレはショック療法としてやった、賛成だろうが反対だろうが好きにしろ、オレは受け入れる」とつぶやいた。
また人気DJのケイ・スレイは「世界は終わりつつある、日本は終わりだ」とツイートしたため反発を受け、該当コメントを削除。NYで活動するラジオDJのDJ NAOMIから問われると、「俺は世界の終わりだと嘆きを表現したかった。それを勘違いして、過剰反応した奴がどんどんリツイートし、まるで俺が日本を憎んでいるかのような立ち位置に仕立てられた。『お前を撃つ』等、家族を脅すようなツイートが数百と届くのは、正直いい気持ちはしなかった。まるで俺のツイートが俺の手から離れてどんどん広がって行くようだった。俺は日本が終わればいいなんて言っていない。それに関しては事実では無いので謝罪するつもりは無い。ただ、今回このような悲惨な災害に遭った日本に祈りを送りたいそれだけは言わせてくれ」とコメント。またTwitterでは改めて「みんな日本のために祈ってくれ……状況は深刻だ。オレはみんなを愛してる、嘘を信じるな!!」とコメントしている。
(photo by Alyssa Tomfohrde)
ふざけるな! 巨大地震についての悪質なつぶやきで、アフラック社アヒル声CMの声優が解雇に。
2011年03月16日 14:30by TechinsightJapan
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生命保険会社のアフラック(アメリカンファミリー生命)のCMでアヒル声を担当している米コメディ俳優が、東北巨大地震に際して悪質なジョークをつぶやき、同社を解雇された。
「アフラック!」とアヒルが社名を叫ぶユーモラスな生命保険のCMは、日本でもおなじみ。しかし、そのアヒル声の声優を務めているコメディアンのギルバート・ゴットフリード(56)が、全く笑えないジョークを発してしまった。
彼は13日、「日本はとても発展した国だ。ビーチに行かなくても、ビーチが自分からこちらにやってくる。」とツイート。これは東北巨大地震によって太平洋岸に押し寄せた津波を連想させる、非常に悪趣味な冗談といえる。ゴットフリードはこのつぶやきの前24時間以内に、東北巨大地震に関するジョークを12回にわたって連発。そのうちのひとつも、「ちょうどカノジョと別れたところだが、日本人が言うように、すぐに別の女性がボクの周りに“浮かび上がって”くるさ。」という被災地の人が聞いたら大激怒しそうな内容だ。
当然ツイッターでこれらのジョークが「大炎上」したのを受け、アフラック社本社はゴットフリードの解雇を発表。「ギルバートの日本の震災に関するコメントはユーモアに欠け、アフラック社の社員の感情を代弁するものではありません。彼を解雇し、我が社の“アイコン”でもあるアヒル声の声優は、新たに全米規模のオーディションで募集する予定です。」と声明文を出した。
アフラックの事業は75%が日本の顧客に向けたもので、実に日本国民の4人に1人が同社の生命保険の購入者という計算になる。ゴットフリードは、このことについて無知だったに違いない。アフラック社では震災を受け、ダニエル・エイモスCEOが従業員や保険販売員への支援のため、日曜日に日本入りしたばかり。また震災直後の金曜日には、赤十字社に1億円を寄付していた。
ゴットフリードは解雇を受けて15日、2回にわたって「日本の震災の悲劇に際し、私のユーモアで気分を害された方に心からお詫びを申し上げます。」「被災者に無礼を働くつもりはなかった。震災で犠牲となった方々とそのご家族にご配慮を申し上げます。」とお詫びのツイートを書き込んだ。悪質な12のツイートは、削除された。ゴットフリードは、00年から約11年間アヒル声の声優を務めていた。
死者の数は前代未聞、また被災者が未だ避難所で寒さに震える一方、福島原発の事故の行方を世界中が見守っている現在、「ユーモア」と思い込んで悪趣味なジョークをつぶやいたゴットフリードには、「ふざけるな!」と言いたい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)
ふざけるな! その2 ラッパー、アニメ脚本家…米著名人の間で巨大地震について失言相次ぐ
2011年03月17日 12:00by TechinsightJapan
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東北巨大地震について、米著名人の間で失言が相次いでいる。悪趣味なジョークでCM出演をクビになった声優に加えて、ラッパーの50セントや人気アニメの脚本家も、不謹慎な“つぶやき”をして批判を浴びている。
ラッパーの50セント(35=写真左)は震災当日の11日、東北巨大地震のニュースを受けて、相次いで不謹慎なツイートを連発。「ハワイも警戒中だとはクレージーだぜ。オレは泳げないんだ。」「世界は終わりに近づいてる。その前にオレを愛してるって言ってくれ、オレも愛してる!」その後も「津波が来るってのに、クレージーな奴らはサーフィンしようとしてるぜ。」「重大な状況だ。ロスとハワイと日本にいるオレの女ども全員を、避難させなければならなかった。」とさらに悪ノリした。
これを受けて彼のツイッターアカウントが「炎上」、メディアも批判を開始。そこで「いやあすごい災害だが、誰に何ができるっていうんだ。犠牲者の家族のために祈ろうぜ。」「オレのツイートのいくつかは無知で、インパクトを強くしようと思ってやっただけだ。それでもオレ様はクールだけどな。」と謝罪とも開き直りともとれるコメントでお茶を濁した。
一方、人気アニメ『ファミリー・ガイ』などを手がけた脚本家でプロデューサーのアレック・サルキン氏(写真右)は、11日の震災当日にこんなツイートをつぶやいて、大問題に。「日本の大地震について気分を害した人は、“真珠湾攻撃の死者数”についてググってみろよ。」
これに対して、例のごとく彼のツイッターアカウントが抗議のコメントで「炎上」したため、それを受けてサルキン氏は翌日「昨日の東北巨大地震の死者数=200人、今日=1万人。心ないツイートを削除し謝るよ。」と謝罪した。
このツイート、70年前の歴史的戦争の一局面と、今回の未曾有の自然災害を比較してしまうという浅くて幼稚な感覚に怒りを覚える上、「死者数が増えたから謝罪」という理屈も全く理解できず。真珠湾攻撃の犠牲者数は「死者は日米合わせ約2500人」とされているが、それにしてもこの不謹慎なジョークには日本人なら皆「ふざけるな!」と叫びたくなる。しかし残念ながら、この「口害」問題、まだまだ続きそうな勢いを見せているから、頭が痛い。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)
ふざけるな! その3 今度は保守派トークショーホストが…米著名人の間で巨大地震について失言相次ぐ
2011年03月17日 19:00by TechinsightJapan
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東北巨大地震について米著名人の間で失言が相次いでいるが、今度は保守派のトークショーホストのグレン・ベック(47)と、ラッシュ・リンボー(60)の二人が問題発言をし、非難の矢面に立った。
東北巨大地震を受け、超保守派のトークショーホスト、グレン・ベック(写真上)が14日、今回の災害は「神様の仕業」だと自身のラジオ番組で発言した。ベックは「神様が地震を起こしたとは言わないが、やってないとは言い切れない!」とし、「神様のやることは神様の勝手だからわからないけど、これだけは言える。ガイア(ギリシア神話の大地の女神)と呼ぶか、イエスと呼ぶかはあなたの勝手だが、これは神様のメッセージだと思うんだ。」と続けた。
これに対し、サンフランシスコ・クロニクル紙は「宗教を曲解している」、そしてタイム誌では「ベックのトーク番組を放送しているFOXは、これをきっかけに彼を解雇すべき。」などと批判した。また女優ウーピー・ゴールドバーグ(55)は、レギュラー出演しているABCのトーク番組で、「もしこの災害が神の仕業だと思うなら、グレンよ、鏡を見ろと言いたい。」とバッシング。
また、同じく超保守派のラジオトークショーホストで、オバマ大統領批判の過激発言でも知られるラッシュ・リンボー(写真下)も、自身のラジオ番組の中で15日、こんな暴言を吐いた。リスナーが電話で「トヨタの“プリウス”を発明して環境保護しているはずの日本人が、なぜ“母なる地球”の怒りを買って震災を受けたのだろうか?」と問いかける。
すると、リンボーがABCニュースの大震災取材の一場面を紹介。そこでは看板アンカー、ダイアン・ソイヤー氏が被災者の避難所を訪れた際、「被災して避難を強いられているにもかかわらず、ごみが整然とリサイクルされていることに驚く」というもの。
これを受けてリンボーは「日本人は環境を守るために沢山のことをしてきた。プリウスを作り出し、大震災に遭ってもせっせとごみのリサイクルをしてる。それでもガイアの神様になぎ倒され、壊滅させられた。おまけに神は原発もなぎ倒して、放射能を撒き散らかしてる。どれだけの仕打ちを受けてるんだかなあ。あはは。」とせせら笑った。
これを受け、また米メディアが批判で「炎上」中だ。ロサンゼルス・タイムズ紙では「日本のように環境問題で発展した国が、前代未聞の自然災害に遭ったのが可笑しいことだとでも思っているのか?」と怒りの批評。エンターテインメント・ウィークリー誌は「彼の考えはクレージー」とリンボーを批判した上で「非常事態下でも略奪すら起こらない日本では、避難所でもリサイクルだってする。その理由は、震災にも関わらず日本がまだ前を見て復興しようとしているからだ。」とカウンターパンチを出した。MSNBCでも「今が震災についてジョークが通じる時だと思っているのか? 彼は痛々しいくらいの馬鹿者だ。信じられない。」と痛烈に批判した。
「自然災害は神の仕業」だとする考えはキリスト教の「終末論」に基づいた連想であり、米国民の76%が何らかのキリスト教を信じ、92%が神の存在を信じているという統計をかんがみると、これらの発言を真に受けてしまうリスナーも米国内には多々存在するであろう。しかし「神様」を盾に、震災で辛い思いをしている人たちに向かい、暴言を吐くことが許されると思っている「おごり」は許せず、心から「ふざけるな!」と叫びたい。
リンボー画像及びビデオ=
http://www.youtube.com/watch?v=cBskDv4LvwM
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)
ふざけるな! その4 「大震災に関する最も無神経な発言」米人気コメンテーター、大物政治家報道官も。米著名人、巨大地震について失言相次ぐ
2011年03月21日 13:00by TechinsightJapan
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(止まない失言に唖然!)
米著名人の間で、東北関東大震災についての失言が止まない。今度はCNBCの人気コメンテーターと、米南部ミシシッピ州知事の報道官の失言が明らかになり、コメンテーターは謝罪、報道官は辞職に追い込まれた。
経済専門の米ケーブルニュース局CNBCの人気コメンテーター、ラリー・クドロー氏(63=写真中央)は11日、日本の大震災発生直後のマーケット情報を伝える生放送中、こんな失言を発し大問題となった。世界経済第3位の経済大国の日本を揺さぶった大震災では、発生当初から世界経済への影響が懸念されたものの、米現地時間の11日のマーケットではNYダウ平均株価などの指標にそれほど落ち込みが見られなかった。それを受け、クドロー氏は「経済へのダメージよりも、日本の大震災の犠牲者の数のほうが、はるかにひどいことになっているようで、これについては、ありがたいとしか言いようがないわけですね。」と生放送で発言した。
経済への影響が少なかったことが「ありがたい」とコメントするだけなら、まだよかった。しかしクドロー氏は「地震の犠牲者が多数出た」ことに比べて「投資家への影響が少なかった」ことの方が「ありがたい」と言わんばかり。「投資に影響があるかないか」ということだけに関心を持ちがちな、ベテラン経済評論家としての本音が見えてしまい、批判の声があふれかえった。ヴァニティ・フェア誌電子版では「チャンネルを替える視聴者の数が増え、CNBCもありがたいのでは」と氏のコメントをもじって皮肉。ロサンゼルス・タイムズ紙電子版でも「大震災に関する最も無神経な発言」と評した。
批判を受けてクドロー氏は「経済損失に比べ日本の人的損失が重要でないという意味の発言ではない。口をすべらした。心から謝りたい。」と公式ツイッターで謝罪した。
また、米ミシシッピ州のヘイリー・バーバー知事(63)の報道官、ダン・ターナー氏も無神経な発言で問題に。同僚らに宛てた11日の電子メールの中で、伝説の黒人ソウル歌手オーティス・レディングの曲『ドック・オブ・ザ・ベイ(原題 The Dock Of The Bay)』について触れ「この曲は今の日本じゃ、大ヒットにはならないけどね。」などと書いた。この歌詞には「サンフランシスコの港のドックに座り、潮がうねるのをただ眺めて時間を費やした。」などとあり、レディングが飛行機事故で不慮の死を遂げる3日前に録音され、死後ヒットした曲である。ターナー氏の電子メールには他にも、ジャネット・レノ元米司法長官や、70年代のカンボジア大虐殺についての悪趣味なジョークが書かれていた。
政治専門紙にこのメールの内容がすっぱ抜かれ、悪趣味だと批判されたターナー氏は14日、報道官を辞任した。バーバー知事は野党・共和党のベテラン議員で、来年の米大統領選挙に出馬が予想されているほどの大物。自分の右腕とも呼べる報道官の「失言メール」の内容については知らなかったといい、ターナー氏は「全ての失言の責任は自分にある」と非を認めている。
クドロー画像及びビデオ=
http://www.youtube.com/watch?v=lX80vWJhtMk
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)