自由民主党所属の衆議院議員(6期)。自由民主党政務調査会長。奈良2区選出。52歳。(2013年06月時点)
「原発事故で死んだ人は一人もいない」と発言
時系列
▼2013年6月17日
高市、神戸市で講演
発言要旨
日本に立地したい企業が増えているが、電力の安定供給が不安要因だ。原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働中のコストは比較的安い。東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない。そうすると、最大限の安全性を確保しながら(原発を)活用するしかないのが現状だ。火力発電も老朽化し、コストがかかる。安いエネルギーを安定的に供給できる絵を描けない限り、原発を利用しないというのは無責任な気がする。
▼2013年6月18日
先の講演の「東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない。」の部分について、自民党外から批判の声が上がる
辞任要求
苦言程度
- 公明・山口代表
- 維新・松野幹事長
- 新党改革・荒井幹事長
高市、国会内で記者団に説明
発言要旨
趣旨を取り違え報道されている。安全基準は最高レベルを保たなければいけないと伝えたかった。誤解されたのであればしゃべり方が下手だったのかもしれない。被ばくが直接の原因でなくても、体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。死者が出ていないことと再稼働をつなげた話ではない。
▼2013年6月18日午後
記者会見で
菅義偉官房長官、石破茂幹事長がそれぞれ「高市氏の意図と違って報道されている」と擁護。
▼2013年6月19日
@自民党本部
自民党福島県連の平出孝朗幹事長が高市の発言に抗議する文書を提出。発言の撤回&福島県民への謝罪を求める。
「(高市氏の発言は)福島県の現状認識に乏しく、亡くなられた方々、避難されている方々をはじめ、県民への配慮が全くない。不適切で、強い憤りを感じる」
▼2013年6月19日午後
@自民党本部
自身の発言について、記者団に「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。
野党側からの辞任要求には「安倍晋三首相(党総裁)に任せている」と述べた。
福島県選出の森雅子少子化担当相(参院議員)も「大変怒っている」として高市に直接抗議したことを明らかにした。
抗議文書を提出した平出孝朗幹事長
「当然のことだ。県民にぜひ、謝罪していただきたい。」
外国訪問中の安倍晋三首相は菅義偉官房長官と電話で対応を協議し「しっかり職務に専念してほしい」として、高市氏の辞任は不要との考えを示した。
参考記事
「原発事故で死者なし」高市氏 発言を釈明「話が下手だった」
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自民党の高市早苗政調会長は17日、神戸市で講演し、原発政策について「(東京電力)福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、停止中の原発の再稼働に意欲を示した。高市氏は18日、話が下手だったなどと釈明したが、野党は「政調会長と政治家を即刻辞めるべきだ」(みんなの党の江田憲司幹事長)などと一斉に批判した。
政府、与党は参院選や東京都議選への影響に懸念を深めた。
高市氏は18日「誤解をされたなら、しゃべり方が下手だったのかもしれない」と、国会内で記者団に説明。さらに「(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。死者が出ていないことと再稼働をつなげた話ではない」とも強調した。
公明党の山口那津男代表は「今なお故郷に帰れない方々が大勢いる中、被災者に共感を持たなければならない」と苦言を呈した。
一方、民主党の細野豪志幹事長は原発事故による避難生活中に死亡して震災関連死と認定された人が多くいると指摘。国会内で記者団に「この重さを理解できない人は政権を担う資格がない。事実をないがしろにしたまま原発政策を進めることは福島県民への裏切りだ」と酷評した。
日本維新の会国会議員団の松野頼久幹事長は会見で「被害に遭った方々の感情を逆なでしている」と問題視した。
菅義偉官房長官は午後の記者会見で「政治家は誤解されることのないよう、それぞれ個人が気を付けないといけない」と慎重な対応を要請。ただ「(発言の)前後を見れば高市氏の意図と違って報道されているのかなと思った」と擁護し、高市氏への注意は考えていないとした。
[ 2013年6月18日 12:27 ]
高市氏が発言で釈明「話が下手だった」
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自民党の高市早苗政調会長は18日、東京電力福島第1原発事故で死亡者は出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「誤解をされたなら、しゃべり方が下手だったのかもしれない」と、国会内で記者団に釈明した。
同時に「(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。死者が出ていないことと再稼働をつなげた話ではない」と強調した。
菅義偉官房長官は記者会見で「前後(の文脈)を見ると問題になるような発言ではなかった」と擁護。「大変な被害だったことは重く受け止めている。被災者に寄り添う形で東日本大震災復興を加速させるとの政府方針を高市氏も理解していると思う」と語った。
自民党の石破茂幹事長は会見で「高市氏は『死亡者がいないから(再稼働しても)いい』という趣旨で言っていない。避難者や健康不安にさいなまれている方が大勢いる現状で、死亡者がいないから(再稼働)していいという理屈は当然成り立たない」と述べた。
一方、新党改革の荒井広幸幹事長は会見で、原発事故により避難した入院患者の中に容体悪化で死亡した人がいると指摘した上で「高市氏は大変な事実誤認をしている。事故の実態を直視できていない」と批判した。(共同)
[2013年6月18日12時57分]
高市氏「原発事故で死者いない」=公明代表は苦言
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自民党の高市早苗政調会長が17日の神戸市での講演で、原発の再稼働問題に関し「東京電力福島第1原発事故を含め、事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」と発言したことが分かった。
高市氏の発言は、原発再稼働の必要性を強調する中で出た。同氏は18日、国会内で記者団に「被ばくによって直接亡くなられた方は今のところ確認されていないが、安全確保しなければいけないということを伝えたかった」と釈明した。
これに対し、公明党の山口那津男代表は同日の記者会見で「大きな被害をもたらしているというところに共感を持たないといけない」と苦言を呈した。また、新党改革の荒井広幸幹事長は会見で「事実誤認の代表的なものだ」と批判した。
一方、自民党の石破茂幹事長は会見で「避難者が大勢おられる現状にあって、死亡者がいないからという理屈は当然成り立たず、そういう趣旨で言ったのではない」と述べた。(2013/06/18-13:14)
「原発事故で死者いない」…高市氏発言に与野党から批判
2013.6.18 18:45
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自民党の高市早苗政調会長が17日の講演で「福島第1原発も含めて死亡者が出ていない」と発言したことに対し、18日、与野党から批判が相次いだ。高市氏は同日、「誤解されたのならしゃべり方が下手だったかもしれない」と国会内で記者団に釈明した。
高市氏は「被曝(ひばく)で直接亡くなった方はいないが、安全基準は最高レベルを保たないといけないと伝えたかった」と説明。菅義偉官房長官は記者会見で「政治家は誤解されないよう気を付けないといけない。ただ、高市氏の意図と違って報道されている」と述べた。
民主党の細野豪志幹事長は「政権を担う資格がない」と批判。みんなの党の江田憲司幹事長は「政調会長、政治家を辞任すべきだ」と述べた。自民党の溝手顕正参院幹事長も「死ぬ、死なないということと(再稼働を)一緒に発言することはない」と苦言を呈した。
野党、高市氏辞職要求も 原発事故発言で政府与党に懸念
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野党幹部は18日、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自民党の高市早苗政調会長の発言に対し「政調会長と政治家を即刻辞めるべきだ」(みんなの党の江田憲司幹事長)などと一斉に批判を強めた。政府、与党は参院選や東京都議選への影響に懸念を深めた。
公明党の山口那津男代表は会見で「今なお故郷に帰れない方々が大勢いる中、被災者に共感を持たなければならない。被災者の苦労や苦痛をいかに解消するかに全力を挙げなければならない」と苦言を呈した。
民主党の細野豪志幹事長は国会内で記者団に、原発事故による避難生活中に死亡して震災関連死と認定された人が多くいると指摘。「この重さを理解できない人は政権を担う資格がない。事実をないがしろにしたまま原発政策を進めることは福島県民への裏切りだ」と酷評した。
日本維新の会国会議員団の松野頼久幹事長は会見で「被害に遭った方々の感情を逆なでしている」と問題視。江田氏は「政治家失格だ。これだけ深刻な事故への認識が甚だ薄い」と述べた。
菅義偉官房長官は午後の記者会見で「政治家は誤解されることのないよう、それぞれ個人が気を付けないといけない」と慎重な対応を要請。ただ「(発言の)前後を見れば高市氏の意図と違って報道されているのかなと思った」と擁護し、高市氏への注意は考えていないとした。
[ 2013年6月18日 19:57 ]
高市氏が「原発事故で死者いない」 与野党から批判
2013.6.18 21:01
...
自民党の高市早苗政調会長が17日の講演で、「福島第1原発も含めて死亡者が出ていない」と発言したことに対し、18日、与野党から批判が相次いだ。高市氏は同日、「誤解されたのならしゃべり方が下手だったかもしれない」と国会内で記者団に釈明した。
高市氏は「被曝(ひばく)で直接亡くなった方はいないが、安全基準は最高レベルを保たないといけないと伝えたかった」と説明。菅義偉官房長官は記者会見で「政治家は誤解されないよう気を付けないといけない。ただ、高市氏の意図と違って報道されている」と述べた。
民主党の細野豪志幹事長は「政権を担う資格がない」と批判。みんなの党の江田憲司幹事長は「政調会長、政治家を辞任すべきだ」と述べた。自民党の溝手顕正参院幹事長も「死ぬ、死なないということと(再稼働を)一緒に発言することはない」と苦言を呈した。
高市氏発言「実情知らない」…福島から批判の声
2013.6.18 22:34
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自民党の高市早苗政調会長が、東京電力福島第1原発事故で死者は出ていないと述べたことについて、福島県では18日「あまりにも原発事故の実情を知らない発言だ」と批判の声が上がった。
震災による避難で体調が悪化して死亡したり、自殺に追い込まれたりした場合、自治体が「震災関連死」と認定し、災害弔慰金を支給している。
福島県によると、県の震災関連死は1415人で、被災県の中で最も多い。県は「原子力災害は収束していない。政府・与党には、福島の実情と県民の思いをあらためて重く受け止めてほしい」とコメントを発表した。
原発事故のため福島県楢葉町からいわき市に避難している男性(54)は「憤りを感じる。父を含め、事故さえなければ生きられた人はたくさんいたはずだ」と強く批判した。
原発発言:高市氏「しゃべり方が下手」と釈明
毎日新聞 2013年06月18日 21時28分(最終更新 06月18日 23時29分)
...
自民党の高市早苗政調会長が、原発の再稼働をめぐり「福島第1原発事故で死亡者は出ていない」と講演で発言したことが波紋を広げている。高市氏は18日、記者団に「まったく趣旨が取り違えられて報道された」「もし誤解されたとしたら、しゃべり方が下手だった」と釈明したが、野党は一斉に批判の声を上げた。
高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働に絡んで「福島第1原発で事故が起きたが、死亡者が出ている状況ではない。安全性を確保しながら活用するしかない」と発言した。
しかし、この発言に批判が広がり、高市氏は18日、記者団に「被ばくで亡くなった方はいないが、安全を確保しなければならないと伝えたかった」と釈明。菅義偉官房長官は記者会見で「(発言の)前後を見ると、問題発言ではなかった。現に死亡者がなかったのは事実だ」と擁護した。
民主党の細野豪志幹事長は記者団に「福島県内の震災関連死と認定された人の多くが、避難所生活など原発事故が原因だった。この重さを理解できない人は政権を担う資格がない」と批判した。
みんなの党の江田憲司幹事長は「認識の薄さが甚だしい。政治家失格だ」。新党改革の荒井広幸幹事長は「事故で死亡者が出ていないという認識が事実誤認の代表的なものだ」と述べた。【木下訓明】
高市氏「原発事故で死者なし」発言 与野党から批判噴出
2013年6月19日
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自民党の高市早苗政調会長は十八日、原発の再稼働について「東京電力福島第一原発事故で死者が出ている状況ではない」として、原発再稼働を主張した自らの発言について「誤解されたなら、しゃべり方が下手だったのかもしれない」と釈明した。ただ、震災関連死を無視するような言葉だけに、与野党から厳しい批判を浴びている。 (清水俊介)
高市氏は十八日、十七日の講演での言及について「被ばくが直接の原因でなくても体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い、自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない」と記者団に説明した。
菅義偉官房長官も記者会見で「前後(の文脈)を見ると問題になるような発言ではなかった」と擁護。「被災者に寄り添う形で東日本大震災復興を加速させるとの政府方針を高市氏も理解していると思う」と語った。
しかし、被災者への配慮を欠いた発言に対する擁護論は少ない。
自民党の溝手顕正参院幹事長は、夏の参院選への影響を懸念し「この期に及んで余計なことを言わなくてもよい」と指摘。公明党の山口那津男代表は「今なお故郷に帰れない方々が大勢いる中、被災者に共感を持たなければならない。被災者の苦労や苦痛をいかに解消するかに全力を挙げなければならない」と苦言を呈した。
野党では、民主党の細野豪志幹事長が、福島県内で大勢の震災関連死者が出ていることを挙げて「この数字の重さを理解できない人は政権を担う資格がない」と厳しく批判。
みんなの党の江田憲司幹事長も「深刻な原発事故への影響の認識が甚だ薄い。政治家を辞めるべきだ」と述べた。みどりの風の谷岡郁子代表は「事故を小さく見せるための無理な考えだ」と発言の撤回を求めた。
◇
自民党の高市政調会長の東京電力福島第一原発事故をめぐる発言要旨は次の通り。
■高市氏発言の要旨
【十七日】日本に立地したい企業が増えているが、電力の安定供給が不安要因だ。原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働中のコストは比較的安い。東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない。そうすると、最大限の安全性を確保しながら(原発を)活用するしかないのが現状だ。火力発電も老朽化し、コストがかかる。安いエネルギーを安定的に供給できる絵を描けない限り、原発を利用しないというのは無責任な気がする。(神戸市での講演で)
【十八日】趣旨を取り違え報道されている。安全基準は最高レベルを保たなければいけないと伝えたかった。誤解されたのであればしゃべり方が下手だったのかもしれない。被ばくが直接の原因でなくても、体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。(国会内で記者団に)
高市氏「原発事故死者いない。活用を」に野党「辞めるべきだ」
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自民党の高市早苗政調会長が17日、神戸市で講演し、原発政策について「福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、停止中の原発の再稼働に意欲を示した。
一夜明けた18日、「誤解をされたならしゃべり方が下手だったのかもしれない」などと釈明したが、野党は「政調会長と政治家を即刻辞めるべきだ」(みんなの党の江田憲司幹事長)と一斉に批判。政府、与党は参院選や東京都議選への影響に懸念を深めた。
福島県でも「あまりにも原発事故の実情を知らない発言だ」との声が上がった。原発事故のため楢葉町からいわき市に避難している男性(54)の父親は事故から半年後、避難生活中に体調を崩し82歳で亡くなり、震災関連死と認められた。男性は、高市氏に「憤りを感じる。父を含め、事故さえなければ生きられた人はたくさんいたはずだ。原発の再稼働ありきで、安全性を強調したいだけとしか思えない」と強く批判した。
[ 2013年6月19日 06:00 ]
原発:再稼働めぐる自民・高市氏発言に批判集中 与党の一部からも不満
2013年06月19日06時02分
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自民党の高市早苗政調会長が原発の再稼働に絡んで「福島第1原発事故で死亡者は出ていない」と発言したことに、野党が一斉に批判を強めている。高市氏は18日、「趣旨が取り違えられて報道された」と釈明したが、東京都議選の投票日も近づき、与党内にも発言への不満が広がった。
高市氏は18日、釈明に追われ、国会内で記者団に「被ばくで亡くなった方はいないが、安全を確保しなければならないと伝えたかった」と説明した。
菅義偉官房長官は記者会見で「(発言の)前後を見ると問題発言ではなかった。死亡者がなかったのは事実」とかばったが、公明党の山口那津男代表は「原発事故で被災者が生まれ、今なお古里に帰れない方々が大勢いる。そうした苦労をいかに解消するかに、政府・与党は全力を挙げなくてはならない」。やんわりと苦言を呈した。
野党は厳しく批判。民主党の細野豪志幹事長は記者団に「福島県内で震災関連死と認定された人の多くが、避難所生活など原発事故が原因だった。この重さを理解できない人は政権を担う資格がない」。みんなの党の江田憲司幹事長は「認識の薄さが甚だしい。政治家失格だ」と指摘し、新党改革の荒井広幸幹事長は「事故で死亡者が出ていないという認識が事実誤認の代表的なものだ」と述べた。【木下訓明】
野党、高市氏辞職要求も 政府与党に懸念
2013年6月19日 11時21分
...
野党幹部は18日、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自民党の高市早苗政調会長の発言に対し「政調会長と政治家を即刻辞めるべきだ」(みんなの党の江田憲司幹事長)などと一斉に批判を強めた。政府、与党は参院選や東京都議選への影響に懸念を深めた。
公明党の山口那津男代表は会見で「今なお故郷に帰れない方々が大勢いる中、被災者に共感を持たなければならない。被災者の苦労や苦痛をいかに解消するかに全力を挙げなければならない」と苦言を呈した。
高市氏に抗議、謝罪要求=自民福島
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自民党福島県連の平出孝朗幹事長は19日、党本部で大島理森東日本大震災復興加速化本部長に会い、「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」との高市早苗政調会長の発言に抗議する文書を提出した。県民への謝罪を求めている。
大島氏は「地元で苦しんでいるときに抗議文を持ってこなければならない事実を生み出していることを真摯(しんし)に受け止める」と述べた。
平出氏は高市氏に面会を申し入れたが、同氏が「予定がとれない」と断ったため、大島氏が代わりに応じた。平出氏は記者団に「(高市氏に会えず)残念だが、なんらかのアクションはあると思う」と述べた。(2013/06/19-12:25)
自民・福島県連が高市氏に発言撤回を要求
2013.6.19 13:38
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自民党福島県連は19日、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した高市早苗政調会長に発言の撤回と謝罪を求める抗議文を、党執行部に提出した。
抗議文は、「(高市氏の発言は)福島県の現状認識に乏しく、亡くなられた方々、避難されている方々をはじめ、県民への配慮が全くない。不適切で、強い憤りを感じる」と強く批判した。
同時に「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方、精神的に追い詰められて自殺された方など1400人を超える災害関連死が認定されている」と被災地の現状を指摘した。
高市氏が撤回、陳謝 原発再稼働発言で
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自民党の高市早苗政調会長は19日午後、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。党本部で記者団に語った。
高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働問題に関し「(東京電力)福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、党内外から批判が出ていた。
党福島県連は19日午前、発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出。同県選出の森雅子少子化担当相(参院議員)も「大変怒っている」として高市氏に直接抗議したことを党本部で記者団に明らかにした。
県連の抗議文は「(高市氏の発言は)福島県の現状認識に乏しく、亡くなられた方々、避難されている方々をはじめ、県民への配慮が全くない。不適切で、強い憤りを感じる」と強く批判した。
同時に「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方、精神的に追い詰められて自殺された方など1400人を超える災害関連死が認定されている」と被災地の現状を指摘した。(共同)
[2013年6月19日13時45分]
高市氏が発言撤回、陳謝 再稼働めぐり「原発事故死者いない」
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自民党の高市早苗政調会長は19日午後、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。野党側からの辞任要求には「安倍晋三首相(党総裁)に任せている」と述べた。党本部で記者団に語った。
高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働問題に関し「(東京電力)福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、党内外から批判が出ていた。
党福島県連は19日午前、発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出。同県選出の森雅子少子化担当相(参院議員)も「大変怒っている」として高市氏に直接抗議したことを党本部で記者団に明らかにした。
県連の抗議文は「(高市氏の発言は)福島県の現状認識に乏しく、亡くなられた方々、避難されている方々をはじめ、県民への配慮が全くない。不適切で、強い憤りを感じる」と強く批判した。
同時に「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方、精神的に追い詰められて自殺された方など1400人を超える災害関連死が認定されている」と被災地の現状を指摘した。
党福島県連の平出孝朗幹事長は高市氏の発言撤回について「当然のことだ。県民にぜひ、謝罪していただきたい」と記者団に話した。
[ 2013年6月19日 13:55 ]
原発再稼働関連発言、高市氏が撤回し陳謝
2013.6.19 14:10
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自民党の高市早苗政調会長は19日午後、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。党本部で記者団に語った。
高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働問題に「(東京電力)福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、党内外から批判が出ていた。
党福島県連は19日午前、発言撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出。同県選出の森雅子少子化担当相(参院議員)も「大変怒っている」として高市氏に直接抗議したことを党本部で記者団に明らかにした。
県連の抗議文は発言を批判した上で、「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方、精神的に追い詰められ自殺された方など1400人を超す災害関連死が認定されている」と被災地の現状を指摘した。
高市政調会長:原発発言を撤回し陳謝
毎日新聞 2013年06月19日 15時52分(最終更新 06月21日 13時16分)
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自民党の高市早苗政調会長は19日、原発再稼働に絡んで「福島第1原発事故で死亡者は出ていない」とした発言を撤回、謝罪した。党本部で記者団に「全てを撤回する。福島県のみなさまが大変つらい思いをされ、怒りを覚えられたなら申し訳なく、おわびする」と表明。前日までは「趣旨を取り違えて報道された」と釈明していたが、この日は一転、「私の進退は総裁(安倍晋三首相)にお任せする」と自身の責任にも言及した。
これを受け、訪欧中の安倍首相は菅義偉官房長官を通じ、高市氏に「発言に気をつけるように」と注意するとともに、政調会長の職務に専念するよう指示した。菅氏は18日の記者会見で高市氏を擁護していたが、19日は「誤解を招かないよう注意して発言しなければならない。内閣として被災地に思いを寄せ、全力で復興に当たる」と述べた。
高市氏の発言を巡っては、党福島県連が19日、「現状認識に乏しく、強い憤りを感じる」とする抗議文を党本部に提出。応対した大島理森前副総裁が「大変申し訳ない」と陳謝した。福島県選出の森雅子少子化担当相も国会内で高市氏に抗議するなど、自民党内にも反発が広がっていた。
首相の続投指示は参院選前の混乱を避けるためとみられるが、「参院選後に交代させざるを得ない」(幹部)との声も出ている。【横田愛】
高市氏、「原発事故で死者出てない」発言撤回、陳謝
2013.6.19 16:18
...
自民党の高市早苗政調会長は19日午後、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。党本部で記者団に語った。
高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働問題に関し「(東京電力)福島第1原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、党内外から批判が出ていた。
党福島県連は19日午前、発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出。同県選出の森雅子少子化担当相(参院議員)も「大変怒っている」として高市氏に直接抗議したことを党本部で記者団に明らかにした。
高市氏に批判の声「撤回しても許されない」
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自民党の高市早苗政調会長が東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないなどとした発言を撤回した19日、識者からは「政治家としての資質に問題がある」「撤回しても許されない」と厳しく批判する声が上がった。
明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は「与党の政調会長が震災関連死について知らないはずがないし、知らなかったとしたら問題外だ。どんな文脈であれ、言っていいことと悪いことの判断ができておらず、政治家としての資質に問題がある」と厳しい。
さらに「発言は有権者に『自民党は気が緩んでいる』『おごっている』という印象を与えた。支持率が高いのですぐに影響はなくても、今後、ボディーブローのように効いてくるだろう」と指摘した。
原子力資料情報室の沢井正子研究員は、原発に近い病院で救助が遅れて寝たきりの患者が亡くなったり、被災者が自殺したりした例を挙げ、「原発事故の実情を何も学んでいない。発言を撤回して許される問題ではなく、政治家を辞めるべきだ」と批判した。(共同)
[2013年6月19日18時17分]
野党、高市氏の辞任要求=自民からも批判
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自民党の高市早苗政調会長が原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」などと発言した問題は18日、与野党に波紋を広げた。野党各党は高市氏の辞任要求を含め激しく反発。与党内からも東京都議選や参院選への影響を懸念し、批判の声が上がった。
民主党の細野豪志幹事長は衆院議員会館で記者団に対し、政府が認定した福島県内の「震災関連死」が1400人近くに上ると指摘した上で、「この数字を踏まえることができない人は政権を担う資格がない。与党の政調会長失格だ」と述べ、辞任を促した。海江田万里代表も党の会合で「自民党幹部の発言には、命を軽んじる発言が多く見られる」と批判した。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は市役所での会見で、「死亡者が出ていなくても、精神的被害など計り知れない被害がある。今の日本では原発推進は目指すべき道ではない」と指摘した。みんなの党の江田憲司幹事長は国会内での会見で「高市氏は即刻、政調会長、政治家を辞めるべきだ」と強調した。
共産党の市田忠義書記局長は東京都内の街頭演説で「高市氏は福島県民の前で(同じことを)言えるのか。こんな人物に政党幹部を務める資格はない」と切り捨てた。
一方、自民党の小泉進次郎青年局長は国会内で記者団に、「被災者の立場、苦しい環境に思いをはせ、国の責任を踏まえた上で発言しなければならない」と苦言を呈し、同党の溝手顕正参院幹事長も会見で、「人が死ぬとか死なないということと(再稼働問題を)一緒にすることはない」と述べた。公明党幹部も「被災者の実態が分かっていない」と批判した。
高市氏は同日、国会内で菅義偉官房長官と会い、自らの発言について釈明した。(2013/06/18-19:19)
高市氏が陳謝、首相は辞任不要 原発発言、参院選を懸念
2013年6月19日 19時54分
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自民党の高市早苗政調会長は19日、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「全てを撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。外国訪問中の安倍晋三首相(党総裁)は菅義偉官房長官と電話で対応を協議し「しっかり職務に専念してほしい」として、高市氏の辞任は不要との考えを示した。野党は批判を強めており、与党内には7月の参院選への影響を懸念する声が出ている。
菅氏ら政権幹部は18日まで「問題発言ではない」と擁護していたが、自民党内から非難する声が相次ぎ、発言撤回によって早期幕引きを図った格好だ。
高市氏、発言撤回し陳謝=安倍首相「職務しっかり務めよ」
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自民党の高市早苗政調会長は19日、原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」とした自身の発言について、党本部で記者団に「エネルギー政策に関する全ての発言を撤回する」と述べた。さらに「大変悔しい、腹立たしい思いをされた方々に対して心からおわびを申し上げる」と陳謝した。
これに関し、安倍晋三首相は外遊先から菅義偉官房長官に対し、「今後発言に注意し、政調会長の職務はこれからもしっかり務めてほしい」と、高市氏に伝えるよう指示。その後、菅氏は高市氏に電話した。
菅氏は同日午後の記者会見で「安倍内閣としては全閣僚が復興大臣であるとの認識の下に、政府一丸となって被災地の皆さんに思いを寄せて全力で復興に当たりたい」と述べた。(2013/06/19-19:55)
高市氏撤回し謝罪 「原発事故で死者なし」発言
2013年6月20日 朝刊
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自民党の高市早苗政調会長は十九日、東京電力福島第一原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働を主張した自らの発言について「福島県の方に不愉快で悔しい、腹立たしい思いをさせた。撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。党本部で記者団に語った。
高市氏は野党側からの辞任要求について、進退を安倍晋三首相に委ねる考えを示したが、外遊中の首相は菅義偉官房長官を通じ「今後、発言には注意し、政調会長としての職務はしっかり務めてほしい」と辞任の必要はないとの考えを伝えた。
問題の発言は、十七日に神戸市で講演した際「福島第一原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。(原発は)最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べたもの。
高市氏は十八日に「(発言が)誤解されたのであれば、しゃべり方が下手だったのかもしれない」と釈明したが、震災関連死を無視したような発言に、与野党から批判が続出。十九日には自民党福島県連の平出孝朗幹事長らが党本部を訪れ「発言は現状認識に乏しく、県民への配慮もない、不適切なものだ。強い憤りを感じる」と発言撤回と県民への謝罪を求める抗議文を提出。福島県選出の森雅子少子化担当相も国会内で高市氏に直接抗議した。
菅氏は問題が長引けば、参院選に悪影響を与えかねないと判断。高市氏に「誤解を招いていることは事実だからしっかり対応すべきだ」と要請し、高市氏は発言撤回を決めた。
◆止まらない批判 滋賀知事「許せない」
滋賀県の嘉田由紀子知事は十九日、自民党の高市政調会長の発言について「震災関連死を無視することは、やってはいけない。いくら再稼働を急ぐからといって、被害をないものにすることは許せない」と批判した。県庁で記者団の取材に答えた。
◆福島県民「どうせ人ごとなんだ」
多数の「震災関連死」が既に認定されている福島県に対し「原発事故で死者は出ていない」と発言した自民党の高市政調会長。今も約十五万人が避難生活を続ける福島県では「政治家は、どうせ人ごととしか思っていない」との声が広がっている。
「形だけ取り繕っても意味がない。謝るなら、福島に来て避難者の前で謝ってほしい」
福島県楢葉町からいわき市に避難している男性(51)は十九日、突き放すように話した。
第一原発が立地する福島県双葉町に住んでいた七十代の叔父は、埼玉県加須市の避難所で体調を崩し、事故から約三カ月後の二〇一一年六月、入院先で亡くなった。「避難中に亡くなった人は、他にもいっぱいいる。そんなことも分かっていない政治家を相手にするのも疲れた。どうせ人ごとなんだ」
ことあるごとに「復興が使命」とうたう政権与党幹部の事実認識が欠けた発言に、男性は諦めたような口調だった。
高市早苗氏“原発事故で死者なし”発言撤回「おわび申し上げる」
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自民党の高市早苗政調会長は19日、東京電力福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示した自身の発言について「撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。
野党側からの辞任要求には「安倍晋三首相(党総裁)に任せている」と述べた。党本部で記者団に語った。
首相は、菅官房長官との電話で対応を協議。高市氏について「しっかりと職務に専念してほしい」と述べ、辞任の必要はないとの考えを示した。菅氏が記者会見で明らかにした。
[ 2013年6月20日 06:00 ]
原発:「福島事故、死者いない」 自民・高市氏、発言撤回し謝罪 首相は続投指示
2013年06月20日06時02分
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自民党の高市早苗政調会長は19日、原発再稼働に絡んで「福島第1原発事故で死亡者は出ていない」とした発言を撤回、謝罪した。党本部で記者団に「全てを撤回する。福島県のみなさまが大変つらい思いをされ、怒りを覚えられたなら申し訳なく、おわびする」と表明。「趣旨を取り違えて報道された」と釈明していたが、この日は一転、「私の進退は総裁(安倍晋三首相)にお任せする」と自身の責任にも言及した。
これを受け、訪欧中の安倍首相は菅義偉官房長官を通じ、高市氏に「発言に気をつけるように」と注意するとともに、政調会長の職務に専念するよう指示した。菅氏は18日の記者会見で高市氏を擁護していたが、19日は「誤解を招かないよう注意して発言しなければならない。内閣として被災地に思いを寄せ、全力で復興に当たる」と述べた。
高市氏の発言を巡っては、党福島県連が19日、「現状認識に乏しく、強い憤りを感じる」とする抗議文を党本部に提出。応対した大島理森前副総裁が「大変申し訳ない」と陳謝した。福島県選出の森雅子少子化担当相も国会内で高市氏に抗議するなど、自民党内にも反発が広がっていた。
首相の続投指示は参院選前の混乱を避けるためとみられるが、「参院選後に交代させざるを得ない」(幹部)との声も出ている。【横田愛】
高市発言「撤回で済まぬ」=細野民主幹事長
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民主党の細野豪志幹事長は20日午後、自民党の高市早苗政調会長が「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」とした発言を撤回したことについて、「謝罪、撤回で済む問題ではない。高市氏がそう考えていたのは文面を見れば明らかで、復興やエネルギー政策に関与するのは適切ではない」と述べ、改めて辞任を促した。衆院議員会館で記者団の質問に答えた。
共産党の志位和夫委員長も同日の記者会見で、「高市氏は政権党の政策責任者として適格性を欠く。そのまま続けさせると、安倍晋三首相(自民党総裁)の責任は重くなる。自民党全体の責任となる」と語った。(2013/06/20-16:10)
高市氏発言を批判=「多くの命落ちた」-森少子化相
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森雅子少子化・消費者担当相は21日午前の閣議後の記者会見で、「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」との高市早苗自民党政調会長の発言について「福島県のご遺族や県民からすれば、非常に傷つく言葉だ」と批判した。発言翌日の18日に高市氏に直接抗議したことも明らかにした。
森氏は参院福島選挙区選出。森氏は、原発事故で被害を受けた農業従事者の自殺や、避難による生活環境の大きな変化が要因とみられる死亡者の例を挙げ、「本当に多くの方が命を落としている」と強調。「与党の一員として、福島県民はじめ国民の気持ちを傷つけたことをおわびする」と語った。(2013/06/21-12:14)
高市氏発言、野田総務会長が福島で謝罪「不用意な発言」
朝日新聞デジタル 6月23日(日)19時54分配信
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自民党の野田聖子総務会長は23日、福島県白河市で講演し、高市早苗政調会長が「原発事故による死亡者はいない」と発言したことについて、「党幹部の一人として不用意な発言があったことを心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
野田氏は「3年3カ月ぶりに政権与党に戻ったが、新しい自民党に脱皮するには道半ばだ。至らぬ点がたくさんある」と強調。「ご迷惑をおかけしたが、自省の念を込め、皆さんと寄り添っていける、新しい心ある自民党として、おわびすることで復興に力を注ぎたい」と頭を下げた。
余談:なぜかチョンが噛みついてきた
あっ…(察し
【取材日記】浅はかな中身を表した日本右翼政治家の妄言
中央日報日本語版 6月21日(金)14時5分配信
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日本はいま2人の右翼政治家のため騒々しい。一人は「慰安婦は必要だった」という妄言で“国際的非好感”が刻印された橋下徹大阪市長。もう一人は自民党の高市早苗政調会長だ。
6選議員で政府・与党の政策指令塔である高市政調会長は、韓国での知名度は橋下市長に劣るかもしれないが、日本では有名な右翼だ。季節が訪れる度に靖国神社を参拝する確信犯であり、侵略の歴史を謝罪した日本政府の談話を踏みにじる。
彼女が17日、大きな事故を起こした。神戸市の講演会で、「福島第1原発で事故が起きたが、死亡者が出ている状況ではない。安全性を確保しながら(原発を)活用するしかない」と述べた。自民党の政策である原発再稼働の必要性を強調するための言葉だったが、波紋を広がった。
まず事実関係が違った。地震・津波の直接被害ではなくとも、避難生活過程の病気やストレスによる死亡者の存在を無視した。こうした「地震関連死」と認められた死者は5月現在、全国的で2600人を超え、こうした不幸な死の半分以上が原発事故地域の福島で発生している。
高市政調会長の発言に日本全体が驚いたのは、彼女の言葉の真偽ではない。まだ15万人以上が厳しい避難生活を続けている福島に向かって、政府与党の核心党役員がどうすれば「原発事故は大したことではない」という趣旨の発言ができるのかという怒りだった。
原発被害住民に対する最小限の人間的な配慮まで失った態度に非難が殺到した。結局、高市政調会長は2日後、発言を撤回して謝罪した。今回の件を眺めながら、高市成長会長がしてきた数多くの妄言が思い浮かんだ。
彼女は靖国神社を参拝した4月に「(神社参拝が)外交問題になるのがおかしい」、5月には「侵略という表現が入った村山談話は適切でない」と述べた。過去の日本の侵略で被害を受けた周辺国の国民の心情を少しでも考えれば口にできない言葉だ。「すべての国が戦争で女性を活用したが、なぜ日本だけ非難を受けるのか」という詭弁を繰り返し、結局、日本政治で蚊帳の外に置かれた橋下市長だけではない。
相手が自国の原発被害住民であろうと、帝国主義の犠牲になったアジア国民であろうと、人間の痛みを重く考えない政治家は、いつかその浅はかな中身を表わすしかない。自分の政治的な位置づけを強化するために他人を傷つけ、むしろ危機を経験した2人の政治家がこれを証明している。
ソ・スンウク東京特派員