(会長)勝俣恒久 → 日本原子力発電の社外取締役
(社長)清水正孝 → 富士石油の社外取締役(AOC傘下)
(副社長)武井優 → アラビア石油の社外監査役(AOC傘下)
(監査役)松本芳彦 → 東京エネシスの社外監査役
(常務)高津浩明 → 東光電気の社長
(常務)宮本史昭常 → 日本フィールド・エンジニアリングの社長
(常務)内藤義博 → 高岳製作所の社外取締役
(常務)荒井隆男 → 富士石油の監査役(AOC傘下)
※東電はAOCホールディングスの筆頭株主
参考
東電役員再就職先まとめ - NAVER まとめ
東電役員「天下り」続々 値上げ説明の常務も
2012年5月22日 20時36分
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福島第1原発事故を受けて6月下旬に引責辞任する東京電力の役員のうち、高津浩明常務(59)と宮本史昭常務(57)が辞任直後にグループ企業の社長に就くことが22日、分かった。
高津氏は電気料金値上げに理解を求めるためメディアにも登場。値上げ論議が始まったばかりの中での「天下り」に、利用者側からは「責任を取ったことにならず、開いた口がふさがらない」(全国消費者団体連絡会の阿南久事務局長)などと批判の声も出ている。
東電で「お客さま本部長」を務める高津氏は6月27日に辞任し、翌28日に東京証券取引所1部上場の電力機器メーカー、東光電気の社長に就任する。
(共同)
日本原電、勝俣会長を再任へ=社外取締役で
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日本原子力発電(東京)は25日、非常勤の社外取締役に就いている勝俣恒久東京電力会長を再任する方針を明らかにした。
6月29日の定時株主総会の選任が条件。勝俣会長は同27日の東電株主総会後に同社を退任する予定だが、日本原電は「(勝俣氏の)経験などを踏まえ、引き続きご指導いただければ」としている。
東電は1兆円の公的資本注入を受ける一方、役員を刷新し、経営合理化と賠償を加速する方針だ。しかし退任する高津浩明、宮本史昭両常務が関連会社社長に就任。勝俣会長も引き続き関連会社の要職を務めることには批判が
出そうだ。(2012/05/25-22:57)
2012年5月28日(月)
東電2役員天下り
来月の原発事故引責辞任後に
庶民に値上げ求め 自分はぬくぬく
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福島第1原発事故を受けて6月下旬に引責辞任する東京電力の役員のうち、2人の常務が辞任直後にグループ企業の社長に就任することが分かりました。国民に電気料金値上げの負担を押し付けようとしている一方で、自分たちはぬくぬくと「天下り」という事態に、批判の声が上がっています。
東電が45%出資する東証1部上場の電力機器メーカー、「東光電気」(東京都千代田区、資本金14億5200万円)に天下りするのは、高津浩明常務(59)。東電で「お客さま本部長」を務め、先日も電気料金値上げへの理解を求めるため、テレビ番組に出演したばかりです。
システム企画部長などを務めた宮本史昭常務(57)は、東電が主要株主で、東電の電子通信設備総合保守会社に選定されている「日本フィールド・エンジニアリング」(同品川区、資本金7500万円)のトップに転じます。
東電の6月27日の株主総会で退任予定の取締役は、両氏のほか、勝俣恒久会長、西澤俊夫社長など11人。うち、相澤善吾副社長(原子力・立地本部長)は、代表執行役副社長に、小森明生常務(原子力・立地本部副本部長兼福島第一安定化センター所長)、佐野敏弘常務(技術開発本部長)はそれぞれ常務執行役として、ひきつづき東電執行部に残留します。(表参照)
相澤、佐野の両氏は、「火力、原子力発電の発電技術のより高度な開発と普及」を掲げる社団法人「火力原子力発電技術協会」の会長、専務理事でもあります。
また勝俣会長は原発で作った電気を電力会社に売っている日本原子力発電の非常勤取締役を6月以降も継続することになっています。
今後、辞任した他の役員も天下りする可能性があります。東京電力には、賠償金を支払うため、すでに9288億円もの支援がなされ、平均10・28%もの電気料金値上げも計画しています。こうしたなか、グループ企業の整理もせず、「天下り」では、国民の納得は得られません。
東電の取締役は退任するけど…
相澤善吾副社長→代表執行役副社長/火力原子力発電技術協会会長
高津浩明常務 →東光電気社長
小森明生常務 →常務執行役
宮本史昭常務 →日本フィールド・エンジニアリング社長
佐野敏弘常務 →常務執行役/火力原子力発電技術協会専務理事
《注》東京電力発表資料などで作成
東電の清水前社長、富士石油の社外取締役に
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石油開発・元売り大手のAOCホールディングスは31日、傘下の富士石油の社外取締役に、東京電力の清水正孝・前社長を迎える6月25日付の人事を発表した。
清水氏は福島第一原子力発電所事故当時の東電の社長で、昨年6月に責任を取って辞任した。東電はAOCに8・7%を出資する筆頭株主だが、いったん引責した清水氏を起用する人事に批判が出る可能性もある。
東電によると、就任はAOCの要請によるもので、清水氏は月20万円の報酬を受け取る。AOCは「清水氏のエネルギー業界への知見を経営に生かすため」と説明している。清水氏は昨年6月から今年3月まで、無給で東電の顧問を務めていた。
富士石油は同時に、東電の荒井隆男常務を常勤監査役に迎える。同じAOC傘下のアラビア石油も6月26日付で東電の武井優副社長を社外監査役に起用する。
(2012年5月31日19時09分 読売新聞)
清水・東電前社長が富士石油の取締役に
2012.5.31 19:57
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アラビア石油と富士石油の持ち株会社「AOCホールディングス」は31日、東京電力の清水正孝前社長を富士石油の社外取締役に充てると発表した。6月25日付で就任する。清水氏は福島第1原発事故が起きた当時の東電社長で、昨年6月に退任した後、今年3月末まで東電の顧問を無給で務めていた。
東電はAOCの株式を8・7%所有する筆頭株主。AOCはこれまでも東電から役員を迎え入れており、今回の人事について「前任者の退任によるもの」と説明している。一方、東電は「これまでの経験を考慮して、候補者として妥当だと判断した」としている。
AOCはこのほか、東電の武井優副社長をアラビア石油の社外監査役に、荒井隆男常務を富士石油の常勤監査役にそれぞれ充てる人事も発表した。
退任する東電の役員では、勝俣恒久会長が日本原子力発電の社外取締役に再任されるほか、宮本史昭、高津浩明両常務も関連会社社長に就任することが決まっている。
東電前社長が石油会社の社外取締役
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石油開発のAOCホールディングスは31日、子会社の富士石油の社外取締役に、東京電力前社長の清水正孝氏を6月25日付で迎える人事を発表した。
清水氏は福島第1原発事故が発生した当時の東電社長で、昨年6月に引責辞任した。東電はAOCに約8・7%出資する筆頭株主で、引責辞任した清水氏の起用に批判が出る可能性がある。
富士石油は同時に、東電の荒井隆男常務を常勤監査役に迎える。AOC傘下のアラビア石油も、社外監査役に6月26日付で東電の武井優副社長を起用する。
東電によると、AOCから「エネルギー産業に造詣の深い人物を社外取締役に迎えたい」との要請があり、AOCとの協議の結果、清水氏に内定したという。清水氏は、富士石油社外取締役として月額20万円の報酬を受け取る。(共同)
[2012年5月31日22時55分]
東電退任予定役員20人中8人が「天下り」
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東京電力が株主総会を開く27日付で退任を予定する取締役と監査役計20人のうち、8人が関連会社などへ「天下り」することが21日、分かった。公的資金の注入を決め、家庭向け電気料金の値上げを申請するさなかの、福島第1原発事故で引責辞任する役員の天下りに批判が出そうだ。
武井優副社長は石油開発を手掛けるAOCホールディングスの子会社、アラビア石油の社外監査役に就く。荒井隆男常務もAOC傘下の富士石油の監査役に就任する。東電は3月末時点でAOCに約8・7%出資する筆頭株主だ。
高津浩明常務は電力機器メーカーの東光電気の社長に、宮本史昭常務は通信事業などを手掛ける日本フィールド・エンジニアリングの社長にそれぞれ就く。松本芳彦監査役は発電所保守事業などの東京エネシスの社外監査役に就任する。
また勝俣恒久会長は日本原子力発電の社外取締役に、木村滋取締役は電気事業連合会の副会長に、藤原万喜夫監査役は関電工の社外監査役に、それぞれ再任される。
これとは別に、昨年6月に辞任した前社長の清水正孝氏は富士石油の社外取締役に就く。(共同)
[2012年6月21日17時53分]