【千葉】2013年08月01日 岩井憲二容疑者(58)
復興支援の寄付金“だまし取り”逮捕 日赤職員装い(08/02 14:38)
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日本赤十字社の職員を装い、東日本大震災の復興支援に関する寄付金をだまし取ったとして58歳の男が逮捕されました。
千葉県松戸市の岩井憲二容疑者は1月、東京・六本木で「復興支援に行く学生の往復の交通費を提供してもらえないか」などと持ちかけ、飲食店を経営する男性から9000円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、岩井容疑者は、日本赤十字社の封筒や書類などを示して職員を装う手口で寄付金を募っていたということです。警視庁の調べに対し、岩井容疑者は「頼まれてやった」と容疑を一部認めているということです。警視庁は、岩井容疑者が同じような手口で都内の40店舗から30万円以上をだまし取っていたとみて調べています。
【宮城】2013年08月01日 東京の設計コンサルタント会社
河北新報 東北のニュース/受注2業者1420万円未受領 気仙沼の作業員宿舎建設工事
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宮城県気仙沼市にある東日本大震災の復興事業の作業員宿舎をめぐり、建設工事を請け負った市内の電気設備業者と水道業者の2社が計約1420万円の工事費を受け取れずに困窮している。発注した設計コンサルタント会社(東京)が宿舎の所有会社の未払いなどを理由に支払いを先延ばししているためで、入金はごく一部だけ。震災で被災した2社の経営者は自宅再建などの資金不足に陥り、法的措置を検討している。
◎発注側に法的措置検討/生活再建など窮地に
宿舎は気仙沼市本吉町のプレハブ12棟で、かさ上げ工事などに携わる作業員約50人が利用している。地元2社が2012年10月にコンサル会社と工事契約を結び、同年11月に完成した。
工事費は電気設備業者がエアコンや変圧器の設置など約770万円、水道業者が配管整備など約650万円に上る。
2社によると、契約書には「完成引き渡し後、2週間以内に全額支払う」と記されている。だが、支払期限の同年11月下旬になっても工事費が振り込まれなかった。
コンサル会社の社長は当初、「宿舎を所有管理する仙台市の会社から支払いがなく、12月まで待ってほしい」と釈明。その後も何度か支払日を約束しては先延ばしにしている。
社長側は「山形の資産家から金が入るので待っってほしい」「資産家が亡くなり、相続手続きに時間が掛かる」といった説明を続けているという。
ことし4月と7月の2回、コンサル会社から突然、設備業者に計20万円、水道業者に計50万円の入金があった。コンサル会社に説明を求めても返答はないという。
設備業者の男性は津波で自宅を流され、再建費用を宿舎工事の資材購入費や人件費に充てた。男性は「宿舎は復興事業に必要だと思って仕事を引き受けたのに、これでは被災者を狙った詐欺だ」と憤り、法的手段を考えている。
水道業者の男性は工事費をあてにし、代金後払いで宿舎用の資材を確保した。代金支払いや建材購入ができず、新たな工事を請け負えない。男性は「家族経営で650万円の損失は死活問題だ。身も心も疲れ果てた」と窮状を訴える。
コンサル会社社長は河北新報社の取材に対し「宿舎を所有管理する会社から工事費の入金がなく、私も被害者。地元2社には分割で支払う約束をしている」と話す。
復興事業に携わる作業員が使っている宿舎=気仙沼市本吉町
電気設備業者がコンサル会社と交わした契約書。完成引き渡し後、2週間以内に全額支払う旨が明記されている
2013年08月21日水曜日
【鹿児島】2013年09月13日
復興名目で振り込め詐欺 鹿児島の80代女性、2500万円
2013.9.13 00:42
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鹿児島県警は12日、同県日置市に住む80代の無職女性が、東日本大震災の復興への協力を名目に約2500万円をだまし取られたと明らかにした。振り込め詐欺事件とみて調べている。
県警によると6月上旬、震災復興の仕事をしていると話す男が女性宅に電話し「東北地方の人に車いすを贈りたい。購入のため名義だけ貸してほしい」と依頼。その後、「代金は払った。販売会社に確認してほしい」と連絡があった。言われた通りに電話すると「入金がまだだ」と約1100万円を要求され、宅配便で現金を送った。
6月下旬にも“商取引監視委員会”の職員を名乗る男が電話で「名義貸しは犯罪だ。金を払えば捕まらない」と約1400万円を要求。現金送付後から連絡が取れなくなり、不審に思った女性が今月、県警に届けた。
【福島】2013年09月19日 鈴木治夫容疑者(45)、ら男女7人
- 会津若松市宮町10ノ36、会社役員鈴木治夫(45)
- 千葉県船橋市、土木作業員坂本勇(44)
- 会津若松市扇町84ノ6、無職山田真由美(32)
- 会津若松市川原町3ノ23、土木作業員渡部勝広(43)
- 会津美里町氷玉字福永丙1505、無職結城梢(24)
- 南会津町丹藤字前川原667ノ1、障害者福祉施設職員、室井みゆき(30)
- 会津若松市宮町10ノ36、無職鈴木あゆみ(30)
原発風評被害偽り4300万円詐取容疑 福島県警、男女7人逮捕
2013/9/19 19:49
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東京電力福島第1原発事故による風評被害の賠償制度を悪用し、虚偽の請求で東電から計約4300万円をだまし取ったとして、福島県警は19日、同県会津若松市宮町の会社役員、鈴木治夫容疑者(45)ら男女7人を詐欺容疑で逮捕した。
県警によると、風評被害の賠償制度をめぐる詐欺事件の摘発は全国で初めて。
ほかに逮捕されたのは、千葉県船橋市坪井町の土木作業員、坂本勇容疑者(44)と、福島県の24~43歳の男女5人。
逮捕容疑は、原発事故によって、会津若松市内のビルで経営していた飲食店や韓国エステ店などの来客が減り、売り上げが落ち込んだといううその書類を東電に提出し、昨年8~10月にそれぞれ賠償金約360万~約870万円をだまし取った疑い。
東電が、請求内容に不審な点があると福島県警に相談、告訴していた。県警によると、申請のあった店はいずれも経営の実態がなかったという。
東電は原発事故の風評被害が出た企業などに対し、内容に応じて賠償金を支払っている。〔共同〕
風評被害の賠償制度を悪用…詐欺容疑で男女5人逮捕
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東京電力福島第1原発事故による風評被害の賠償制度を悪用し、虚偽の請求で東電から計約3400万円をだまし取ったとして、福島県警は19日、詐欺容疑で同県会津若松市の会社役員鈴木治夫容疑者(45)ら男女5人を逮捕。
原発事故で、経営していた飲食店などの来客が減り、売り上げが落ち込んだといううその書類を東電に提出し、昨年8~10月に、5人がそれぞれ賠償金約360万~約870万円をだまし取った疑い。
[ 2013年9月20日 06:00 ]
4300万円詐取容疑7人逮捕 原発事故賠償、風評被害装い
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会津若松署と県警本部の捜査二課、組織犯罪対策課は19日、東京電力福島第一原発事故による風評被害で営業損失が出たと東電に虚偽の申請をし、賠償金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで会津若松市などの男女計7人を逮捕した。だまし取った賠償金は総額約4300万円に上る。県警によると、原発事故に伴う風評被害の賠償制度を悪用した詐欺容疑事件の摘発は全国で初めて。
逮捕された容疑者は会津若松市宮町10ノ36、会社役員鈴木治夫(45)、千葉県船橋市、土木作業員坂本勇(44)、会津若松市扇町84ノ6、無職山田真由美(32)、同市川原町3ノ23、土木作業員渡部勝広(43)、会津美里町氷玉字福永丙1505、無職結城梢(24)、南会津町丹藤字前川原667ノ1、障害者福祉施設職員、室井みゆき(30)、会津若松市宮町10ノ36、無職鈴木あゆみ(30)の7人で、鈴木治夫容疑者とあゆみ容疑者は夫婦。
捜査二課などの調べでは、鈴木治夫容疑者ら7人は会津若松市内で飲食店やエステ店などを営んでいなかったにもかかわらず、原発事故で売り上げが減少したと偽って東電に賠償を請求し、それぞれ約360万~約870万円の賠償金をだまし取った疑い。7人は個別に東電に賠償請求し、昨年10月中旬までに鈴木治夫容疑者は約870万円、坂本容疑者は約520万円、山田容疑者は約860万円、渡部容疑者は約360万円、結城容疑者は約820万円、室井、鈴木あゆみ両容疑者は共謀し、知人の名前を使って約870万円を不正に得たとしている。同課は7人の認否を明らかにしていない。
同課によると、賠償金が支払われた昨年11月に東電から申請内容や営業実態に不審な点があるとの相談があり、6月ごろに告訴を受け捜査していた。
捜査関係者によると、7人は共犯関係にあった上、東電のチェックを欺くため役割を分担していた可能性もあるという。背後に暴力団などの組織が介在していたとみて調べている。県警は鈴木治夫容疑者を長崎県内で逮捕し、本県に移送した。
( 2013/09/20 09:15 カテゴリー:主要 )
鈴木治夫容疑者が主導か 東電損害賠償金詐欺事件
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東京電力福島第1原発事故による風評被害への賠償制度を悪用して東電から損害賠償金をだまし取ったとされる事件で、会津若松署などに詐欺容疑で逮捕された会津若松市の会社役員鈴木治夫容疑者(45)が中心的な役割を担い、ほかの容疑者に個別に賠償金を請求させていたとみられることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、鈴木容疑者が知人からの紹介を受けてほかの容疑者に虚偽の請求を持ち掛けていたとみられるという。逮捕された7人には、面識がないケースがあったほか、第三者の名義を借りた手口もあった。関係者によると、鈴木容疑者が賠償金を回収、他の容疑者に報酬として数十万円を支払っていたこともあったという。
同署などは、他にも複数が関与しているとみて、鈴木容疑者らの交友関係の洗い出しなどを進めている。背後に暴力団が介在しているとの見方を強め、追及する方針。
同署などは20日、鈴木容疑者を除く6人を送検、本格的な調べに入った。これまでの調べで、7人がだまし取ったとみられる総額は約4300万円に上っている。
(2013年9月21日 福島民友ニュース)
【宮崎】2013年11月19日
詐欺:「震災孤児の施設開設」で宮崎の男性250万円被害
毎日新聞 2013年11月19日 19時46分(最終更新 11月19日 23時37分)
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宮崎県警都城署は19日、同県都城市の80代男性が東日本大震災孤児のための児童養護施設開設名目で現金250万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、10月末、男性の携帯電話に男から「震災孤児のための児童養護施設を開設する学園の職員だが、協力してほしい」などと頼まれた。その際、男は、学園の会員権100口分(1口25万円)の購入者が海外にいて早期帰国できないと説明。1割分を立て替えてくれないかと持ちかけ、男性は今月上旬、東京都新宿区のマンションに現金250万円を送ったという。
さらに男は750万円の立て替えを要求。男性が銀行で現金を払い戻そうとしているのを行員が不審がり、一緒に警察に相談し、さらなる被害を免れたという。【中村清雅】
復興支援装い詐欺250万円 都城男性送付
宮崎日日新聞 11月20日(水)11時31分配信
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都城署は19日、都城市の80代男性が東日本大震災の孤児支援を口実に現金250万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。
宮崎日日新聞