台湾系日本人。参議院議員(2期)、節電に関する国民啓蒙宣伝大臣。内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全、行政刷新担当、節電啓発担当)、民主党東京都総支部連合会副会長。
節電啓発担当大臣に任命される
2011年03月13日
菅首相から節電啓発担当大臣に任命される。
「不要な役職だ」「パフォーマンスだ」等の批難の声も上がる。
参考
蓮舫氏が節電啓発担当大臣、電力不足に対応
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政府は13日、電力不足に対応するため、電力需給緊急対策本部(本部長・枝野官房長官)を設置し、同日夜に首相官邸で初会合を開く。
蓮舫行政刷新相に「節電啓発担当」を兼務させ、対応にあたらせることも決めた。
地震の影響で福島第一、第二原発が操業停止となり、東京電力、東北電力管内で相当量の電力不足が懸念されている。同本部で対応策などを検討する。枝野官房長官は13日の記者会見で、「供給量が短期間に復旧する見込みは低い。不要不急の電力使用は控え、最大限の節電に協力をお願いしたい」と呼びかけた。
一方、枝野氏は蓮舫氏の兼務について、エネルギー政策を所管する経済産業省が原発対応などに追われているとした上で、「国民に幅広く、十分な手段をつかって情報を伝えるという観点では誰よりも適任」と述べた。
(2011年3月13日16時53分 読売新聞)
節電啓発担当大臣なのに計画停電についての言及はなし→批判される
2011年3月14日
政治主導(とされている)の計画停電が二転三転している中で、蓮舫が槍玉に挙がる。
自民党の参院幹部「こうした混乱のときに節電啓発担当の蓮舫氏が発言すべきなのに、逃げている」
参考
参院自民幹部「蓮舫氏逃げている」政府対応に批判が噴出
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2011.3.14 12:28
自民党の参院幹部は14日午前、東日本大震災を受けた会合を党本部で開き、東京電力の計画停電への政府の対応を批判する意見が相次いだ。
会合では、直前になって対応を変更する東電に対し福山哲郎官房副長官が不満を漏らしたことに「政治主導といっているのだから、政府がやるべきだ」などの批判が出た。
出席した幹部は「こうした混乱のときに節電啓発担当の蓮舫氏が発言すべきなのに、逃げている」と批判。また別の幹部からは「今は非常事態だから何も言えないが、後々問題になる対応だ」「本当にこの内閣は大丈夫なのか…」との声も漏れた。
禁句「初めてのことなので」を口にする
東電の計画停電で大混乱を招くと、「初めてのことなので」と阪神・淡路大震災の時の村山首相と同じセリフを吐いた。自分自身がパニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もなかった。
参考
節電大臣蓮舫氏 計画停電に「初めての事なので」とパニック.
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地震発生から菅政権は混乱の度合いを深めていった。地震発生翌日の3月12日夜、原発より先に暴発したのは、菅直人首相だった。
その日、経済産業省原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官が、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。ところが、菅首相は審議官の“更迭”を命じた。
「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)
さらに状況が悪化すると、菅政権は人事で目くらましを図った。
13日になって蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させ、辻元清美・代議士を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命した。しかし、その前日に枝野長官は災害ボランティアについて、「二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明している。おまけに仙谷由人・民主党代表代行を官房副長官として官邸に呼び戻すなど、行き当たりばったりは明らかだ。
にわか節電大臣の蓮舫氏は、東電の計画停電で大混乱を招くと、「初めてのことなので」と、阪神・淡路大震災の時の村山首相と同じセリフを吐いた。自分自身がパニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もなかった。
こんなこともあった。東電に計画停電の説明を要求した仙谷氏は、「ご不明な点はカスタマー・センターまで」とFAXで回答が来ると、「俺を誰だと思っているんだ」と激怒。岡田克也・幹事長は、この危機を予算通過、統一地方選の延期、さらにはマニフェスト撤回に利用しようとした。
※週刊ポスト2011年4月1日号
▼NEWSポストセブン [2011.03.20 16:00]