本名:木村雄一。元福島のライブハウスオーナー。53歳。2013年07月21日の参議院選挙に緑の党全国比例代表で立候補。
プロフィール
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参院選「福島で奇形」と叫ぶ「木村ゆういち」候補は 福島からの自主避難者 (追記いろいろあり) - 福島 信夫山ネコの憂うつ
2013年07月 街頭演説で「福島で頭が2つある子が産まれた」等のデマを流す
2013年07月04日 福岡・九州電力本店前で演説
9:50あたりで退社する九電社員?に「閉店ガラガラ」と声をかけているので時間帯は夕方と推測される。
08:37~
今日も福島の 南相馬の方とお話をしました。
頭が2つある子、生まれてますよ。あと、無脳症の子どもも生まれてます。
これは完全チェルノブイリの再来なんですね。
これを言うべきか言わないべきかなどと、今日も首相官邸前で議論させていただきましたが、やっぱ言っていこうよと。
ただ、いろんな問題があるということで日本ではテレビでもニュースでも死体の写真を挙げるということをしないので中々表には出にくいんですが、南相馬の方から言ってもいいと言われたんで言います。
頭が2つある子が産まれてるんです。今福島で。
そして西郷村というところでは昨年夏以降から奇形の子が産まれています。
どうですか皆さん。これがテレビではやらない真実。これを言うために僕は立候補したんです。
ソース出せ:その2
05:35~
「行っちゃいけない」というふうにボランティアの方にも九電の社員、言ってるじゃないですか。
ちゃんと話は聞いてます。
そして九電で働くご主人のお母さんたちお子さんたち 立場ないですよ。
反対運動にこっそり参加されてますよ。
恥ずかしいです。自分の親父が原発持ってる会社に勤めていることが。
覚えておこう…と。
05:08~
僕は玄海原発が廃炉になったら廃炉作業に率先して入ります
2013年07月09日 松山・四国電力松山支店前にて街頭演説
0:09~
僕は2年前、福島原発事故後生後間もない3か月の娘を連れて九州へ避難しました。そして遠く離れたその地で2年間、九州で生活をしてまいりました。
↑覚えておいてね
1:00~
僕は今、福島では大変なことが起きているんです。
子供がどんどん亡くなっていっているんです。
そしてくも膜下、心筋梗塞で多くの方が亡くなっているんです。
中学生、高校生がグラウンドでバタバタ倒れているんです。
↑九州にいるのにどーしてわかるの?
1:52~
国は現在10キロ~30キロを避難指定地域にしました。
でも僕が住んでいたところは60キロ ですから自主避難です。
3か月間僕はその中で生活をし九州に避難したあと 食事中頭がぐるぐる回り そして1.5あった視力が現在0.2まで下がっています。
数本の歯を残しすべてが抜け落ちてしまい MRI、CTスキャン、耳鼻咽喉科、眼科、脳神経外科、精密検査をすべて行いました。福島からの避難者ということでだれも放射ノウの疑いという診断書を書かずに健康という診断書を書いたんです。
↑歯が殆ど抜けているはずなのにしっかりはっきりしゃべるんですね。
2013年07月14日 木村の言い訳
facebook
事務所コメント
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木村ゆういち候補 7月4日 九州電力本店前での「第一声」動画についての見解
2013年7月14日
木村ゆういち選挙事務所
緑の党グリーンズ ジャパンは参院選公約「いのちをつむぐ緑のプロジェクト」の中で、「誰もが差別も排除もされずに安心して暮らせる社会のための法制度を」 「障がいのある人びと、被差別部落の人びと、先住民族や外国系(籍)市民、性的マイノリティなど、少数者の人権や当事者としての権利を」と掲げています。
緑の党グリーンズジャパン全国比例区公認候補「木村ゆういち」の7月4日、九州電力本店前の「第一声」の動画を巡って賛否のご意見が寄せられていますので、それについての見解を述べます。
「障がいがある子ども(奇形がある子ども)が産まれているという証拠はあるのか?」というご指摘をいただきました。
本 発言の情報源は3つあります。いずれ も情報提供者にご迷惑をおかけすることになるため、現時点で明らかにすることができませんが、その中には出産現場の当事者の方からの情報提供も含まれてお りますし、また「公言してほしい」「公言してかまわない」として情報提供していただいた方もいます。
広島や長崎で、被曝そのものが差別を生み、被曝の事実を隠すことで、被曝を強いた側に対する責任追及がうやむやになったことに、私たちは学ばなければいけ ません。
「被曝」による健康被害を直視させない、発言することもさせない、多様性を受け止められない「社会の側」に問題の本質があると考えます。
政治を志 す者の責務として、そういった「声なき声」に真摯に向かい合い、受け止めて、「代弁者」として社会に対して投げかけなくてはいけないと考えます。
ま た、この「被曝」の問題は、7月8日に米シカゴで行われた「国際分子生物進化学会」の中でも鳥類や昆虫類への放射線の影響が報告されているところであ り、人間だけでなく、すべての生命の尊厳を謳う緑の党として、看過できない問題だと考えます。もちろん、今回の福島原発事故における人への放射線被害はま だ科学的に証明されている段階ではありませんが、チェルノブイリ原発事故やイラク湾岸戦争での放射線被害の実態を踏まえ、「予防原則」の立場に立って、 「避難の権利」を保障していかねばならないと考えます。
候補者には差別や偏見を助長する意図はなく、むしろ、障がいを持った方々を偏見から守り、支え合う社会を一日も早く構築することが必要だと考えておりま す。
そのためにも、このたびの選挙を東日本支援選挙と位置づけ、原発事故被害の当事者として問題を直視し、解決の道筋に向かうよう訴えていく所存です。
表現につきましては、誤解を避け、候補者の意図がストレートに伝わるよう心がけてまいりますので、ご理解のうえ、今後ともご意見やご指摘をよろしくお願いいたします。
なお、将来もしそのような子どもが生まれてきた場合、ご家族が差別を受けないですくすく育てるよう、九州で受け入れる施設なども作りたいと、候補者自身は考えております。
事務所コメント(追加版)
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木村ゆういち候補 7月4日 九州電力本店前での「第一声」動画についての見解(追加版)
2013年7月18日
木村ゆういち選挙事務所
緑の党グリーンズジャパン全国比例区公認候補「木村ゆういち」の「第一声」の中で発した発言をめぐって賛否のご意見が寄せられ、選挙事務所として去る7月14日に見解を公表しました。
しかし、その後、さらに内外での議論を経て、同「見解」は問題の認識において十分ではなかったと考えます。ここにあらためて私たちの考えと認識を表明します。
批判のあった発言は、福島の現状に触れる中で「頭が二つある子が生まれているんです」「奇形の子が生まれています」というものでした。
これは先の見解でも公表したように、木村候補が現地の住民の皆さんからの情報提供を基に発言したものでした。
いまだに原発事故は収束せず、事故や放射能汚染の情報開示や補償・賠償も進まず、高い線量がもたらすリスクを行政や研究機関が過小評価している中、少なく ない住民の皆さんが健康や生活の不安を抱えて暮らしています。木村候補の発言は、そうした住民の不安と向き合いながら支援活動を重ねてきた人間として、日 本の政治や人びとの意識や関心から、福島の深刻な現状が忘れ去られようとしている現実に対する強い苛立ちや憤りを感じる中で発せられたものでした。
しかし、先天障がいを持って生まれる子どもたちを、このような文脈の中で「頭が二つある子」や「奇形の子」が「生まれてるんですよ」と表現することは、不適切だったと考えます。
「障がいを持って子どもが生まれている」ことを「福島の現実」「放射能の被害」であると強調することは、木村候補の立候補への想いや決意からは離れて、障がいを持っ た子どもたちへの差別や、現地に暮らし続けることを選んだ住民の皆さんを傷つけることになりかねない要素があると考えます。
この点を木村候補も深く反省 し、傷つけられたと感じた方々や不快な思いをされた方々に対し、候補ともどもお詫びいたします。
また、発言の文脈や選んだ言葉に不適切な点もありましたが、それらも飲み込んだ上で、多くの方々から応援のメッセージもいただいています。
そうした方々のせっかくの信頼と支援を裏切ることの無いよう、自分たち自身を鍛えていかなければならないと思います。
選挙戦も終盤になり、いただいたご意見に個別にはお答えできていませんが、私たち自身の未熟さへのご批判と受け止め、そうしたご批判に向き合いながら、私たちも成長し、「原発の無いフェアな社会」を目指して、今後も活動を重ねて行きたいと考えます。
木村ゆういち本人からのコメント?
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みなさまへ
この度は福島からの避難者として、7月4日九電前の立候補第一声の際に使った言葉で、福島県で現在住まわれている方がたに配慮しない言動をしましたこと、心からお詫び申し上げます。
身体に障害を持って生まれているお子さんを、福島の現実として放射能との関連性が証明されていない状況で、具体的な状況をお話した事を深く反省しています。
現在私の立候補の想いとは違い、障がいを持った方への差別や、現地に暮らし続けることを選んだ住民の皆さんを傷つけました。
深く反省し、傷つけられたと感じた方々や不快な思いをされた方々に対し、心から深くお詫びいたします。
あれから2年4ヶ月いまだに福島第一原発事故は収束していません。
事故や放射能汚染の隠蔽・内部ひばく・情報開示など、また補償・賠償も進まず、高い線量のリスクを国や研究機関が過小評価しています。
避難された方も健康や生活の不安を抱えて暮らしています。
帰れるのか、いつまでなのか、戻れないのかなど、不安と向き合いながら生活をしています。
東日本支援活動をしてきた人間として、日本の政治や国民の関心から、福島の深刻な現状が忘れ去られようとしている事に苛立ちや憤りを感じてます。
しかし今回その発言で選んだ言葉や表現が、不適切だった点を深く反省しております。
7月18日 鹿児島から木村ゆういち
- 情報提供者は(迷惑がかかるから)明かせない
- 原発事故による人への影響についてはまだ科学的に証明されていないことを認める
- 「『予防原則』の立場に立って、『避難の権利』を保障していかねばならない」
2013年07月16日 福島県の反論
j-castニュースより
南相馬市の保健センター「(2頭体や無脳症について)そのような情報は入ってきていません」
西郷村の健康推進課「(12年夏以降の奇形児について)うちでは情報がない」
統括:先天奇形や変形は震災前から一定数いた。震災後もそのような子が誕生しているが、数が大幅に増えたなどということはない。
「福島で頭2つの子が生まれている」 緑の党候補街頭演説が物議を醸す
2013/7/16 20:14
http://www.j-cast.com/2013/07/16179508.html
http://www.j-cast.com/2013/07/16179508.html?p=2
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「福島で頭2つの子や無脳症の子が生まれている」。脱原発を掲げる「緑の党」の参院選出馬候補が、街頭演説でこう発言した動画をホームページ上でアップし、物議を醸している。候補側は、「原発事故からの影響は証明されていないが、差別助長などの意図はない」と説明している。
動画をアップしたのは、緑の党が比例代表に擁立した木村雄一候補(53)だ。木村氏は、福島市内でライブハウスを経営していたが、震災後の2011年6月から佐賀県に自主避難している。
「チェルノブイリの再来」だと主張
木村氏は、2013年7月4日の公示日に福岡市の九州電力本店前で第1声を上げた。アップしたユーチューブ動画は、そのときのものだ。
動画の演説では、福島県南相馬市の人からこの日に聞いたことだとして、「頭が2つある子、生まれてますよ。後は、無脳症の子どもも生まれてます」と話した。その説明からすると、死産した子どもを指すらしい。さらに、福島県西郷村では、12年夏以降からも奇形の子が生まれているとした。
木村氏は、こうしたことについて、「チェルノブイリの再来」だと主張した。演説前に首相官邸前で議論したが、南相馬市の人が言ってもいいとしたので発言していくことにしたという。演説では、テレビなどではやらないとして、「それを言うために僕は立候補したんです」と述べた。
ネット上では、動画について関心を示す向きはあったものの、批判の声も次々に上がっている。「情報源を明確にして証拠も出さないと」「福島県民への結婚差別や就職差別に繋がりかねない」「これデマだったら本当に許されないだろ」といった書き込みだ。
震災後に、福島県内で奇形児が次々に生まれているというのは本当なのか。
厚労省の保健社会統計課によると、先天奇形や変形、染色体異常から死亡した乳児は11年に福島県で6人いた。
福島県「そんな話は聞いていない」
このうち、頭が2つある2頭体や無脳症は、報告例がなかった。全国では、2011年の死亡乳児に2頭体はいなかったが、無脳症は9人いた。どちらも数は少ないものの、存在しているらしい。
12年は、福島県の死亡乳児は概数で5人で、2頭体も含まれる「その他の先天奇形及び変形」や、無脳症も含まれる「神経系の先天奇形」は、ともにいなかった。死亡数についても、震災前の10年が12人だったのに比べて、むしろ減ってきている。
南相馬市の保健センターなどに取材すると、2頭体や無脳症について、「そのような情報は入ってきていません」と首をひねった。また、西郷村の健康推進課でも、12年夏以降の奇形児について、「うちでは情報がない」として、今後確認していきたいと取材に答えた。村のある保健師は、「奇形の話はここ数年聞かない」とし、「こんな話が流れれば、女性はお嫁に行けなくなると不安になってしまう」と漏らした。
福島県の児童家庭課でも、「そんな話は聞いていない」とし、「奇形児はありえないわけではありませんが、因果関係ははっきりしていないはず。原発と絡めて言っているのなら、おかしいと思います」と言っている。
木村雄一氏の選挙事務所では13年7月14日、フェイスブックなどで動画についての見解を載せた。
そこでは、福島で奇形児が相次いでいるという情報源は3つあり、そこには出産現場の当事者らもいたと説明した。ただ、迷惑をかけるので情報提供者は明らかにできないという。原発事故による人への影響についてはまだ科学的に証明されていないことを認めながらも、「『予防原則』の立場に立って、『避難の権利』を保障していかねばならない」と主張した。ネット上などの批判に対しては、差別や偏見を助長する意図はないと釈明している。
2013年07月21日
参議院選挙の日。落選。っつーか、「緑の党」全滅。