スラックティビズム:
社会に意味のある影響を与えていないのに、社会にとって良い活動をしたつもりになる自己満足的行為について、軽蔑を込めて使われている。こうしたスラックティビスト(スラックティビズムにあたる行為をする人)たちの行為は、多くの場合、個人の労力や負担を必要としない。
【福井】福井県内のマーチングやチアダンスのチーム、吹奏楽団
音楽やチアダンスで復興へエール 福井駅前で支援イベント
(2011年4月16日午後4時33分)
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被災地に私たちの音楽でエールを届けたい―。福井県内のマーチングやチアダンスのチーム、吹奏楽団が16日、福井市のJR福井駅西口広場で東日本大震災復興支援イベント「福井から心をこめて」を開いた。約200人の参加者が力のこもったパフォーマンスを次々と披露し、道行く人に義援金を呼び掛けた。
県マーチングバンド・バトントワーリング協会が企画し、8団体19チームが参加した。「被災地の一日も早い復興を願い、今私たちにできること。それは音楽を体で表現し、人々に感動と元気を与えること」と、司会を務める仁愛女子高放送部の境谷優花さん(17)がアピール、イベントの幕を開けた。
嶺南から唯一参加した敦賀高吹奏楽団は、演奏をバックに「悲しみや苦しみが、いつの日か喜びに変わるだろう」―と、歌謡曲「ビリーブ」を手話を交えながら披露。被災地への思いを込めた。
幼児から小中高校生までのチアダンスチームが次々と登場し、軽快な曲とダンスで盛り上げた。会場では「復興支援」などと書かれたプラカードを持った高校生のグループが、義援金を呼び掛けて回った。
大音響と華やかな演技に、多くの人が足を止めて見入っていた。
【愛知】名古屋市立若宮商業高等学校の先生と生徒たち
- コンピューターグラフィックスを使った独創的な絵画を描いた。
- 陸上自衛隊に輸送を依頼。
中京テレビニュース:WEBニュース特集
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高校生の描いた絵が被災地に
4/25 18:50
東日本大震災の被災者を励まそうと、名古屋市の高校生たちの描いた絵が現地に送られることになり、25日、その受領式が行われた。
コンピューターグラフィックスを使った独創的な絵画を描いたのは、名古屋市立若宮商業高等学校の先生と生徒たち。発起人の生徒は、東日本大震災の被災者のために自分にできることを考え、絵を描いて励ますしかないと思い、クラスメートに呼びかけたところ、5枚の絵が完成した。
最初は輸送手段が決まらず、いつになったら自分たちの思いが被災者に届くのか心配だったという生徒たちだが、陸上自衛隊に輸送を依頼したところ、被災地に届けてもいいという返事をもらい、ようやく願いがかなうことになった。
若宮商業高校の生徒たちが思いを込めて描いた絵は今後、陸上自衛隊を通じて、宮城県の5つの自治体にそれぞれ1枚ずつ送られることになっている。
【沖縄】沖縄水産高校と糸満高校の生徒ら
平和こいのぼりで被災者へエール
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2011年4月29日 09時17分
「空の下、ひとつ」「今こそ団結、ユイマール」―。東日本大震災の被災者にエールを送ろうと、沖縄水産高校と糸満高校の生徒らがこいのぼり制作に取り組んだ。糸満市摩文仁の平和祈念公園で29日開かれる「平和祈念こいのぼり掲揚事業」に合わせたもので、それぞれ幅5メートルの布を素材にデザインし、被災地への思いをメッセージに込めた。
同事業を主催する県平和祈念財団の依頼を受け、先週末ごろから制作に取り組んだ両校。糸高は、家庭クラブが縫い付け、形を整えた生地に美術部員12人がデザイン。
沖水では、海洋技術科3年生を中心とする約30人が汗を流した。
紅型をイメージした糸高の作品は、悪いことが続いた後はちゃんと良いことがあるよ―と「一陽来復」の文字を記した。
沖水は、黄色の体に施したカラフルなうろこに「力を合わせて大きな壁を乗り越えよう」「沖縄もできることはやります」などと約100人分のメッセージを記した。
糸高の原画を考えた1年生の立津千里さん=八重瀬町=は「沖縄でも見守っているし、みんな1人じゃない。募金とかできることで応援したい」。
沖水3年生の前川寛大君=宜野湾市=は「遠い沖縄でも一日も早い復興を祈っていることを伝えたい。あきらめずに頑張ろうって」と話した。
(左)紅型をイメージし、制作に励む糸満高校の生徒ら=糸満市・同校
(右)約100人分のメッセージを添えた沖縄水産高校の生徒ら=糸満市・同校
鹿児島県立川内高校の美術部と書道部
- 美術部 縦180センチ、横90センチのベニヤ板に拳を突き上げる絵を描く
- 書道部 縦180センチ、横90センチのベニヤ板それぞれに「絆」「和の心 結の心 日本の誇り」「届けよう 想いを」などと書く
- 正門に展示(←ナイス判断)
「被災者に元気を」高校生が作品…鹿児島 ニュース 教育 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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鹿児島県薩摩川内市の県立川内高校(山之口大校長、896人)の美術部と書道部が、東日本大震災で被災した人たちへの支援メッセージをポスターと書で制作し、正門に展示した。
生徒たちは新聞やテレビで日々、報じられる被災地の惨状に心を痛め、「被災者に元気を届けたい」と作品に思いを込めた。
作品づくりは、生徒会の呼びかけで始まり、両部とも約10日かけて4月下旬までに完成した。
美術部(12人)は、縦180センチ、横90センチのベニヤ板の中央に拳を突き上げる絵を描き、周囲に「俺たちは仲間だ」などアニメヒーローのセリフを配した。書道部(14人)は、同じ大きさのベニヤ板を3枚使い、それぞれ「絆」「和の心 結の心 日本の誇り」「届けよう 想いを」などと書いた。
美術部長の2年、元石美咲さん(16)は「自分たちが今、できる支援は何かを考えて作品にしました」、書道部長の3年、川畑緑さん(17)は「書を見た多くの市民に被災地を支援する気持ちが芽生えてくれれば」と話した。
生徒会は3月、生徒や教諭らに呼びかけて東日本大震災の義援金約34万円を集め、日本赤十字社に送金した。生徒会長の3年、岩下志信さん(17)は「福島第一原子力発電所の事故は、地元に川内原発がある私たちにとっても人ごとではない。被災地から遠く離れているが、支援の手を差し伸べたい」と話していた。
(2011年5月2日 読売新聞)
【兵庫】淡路高校
届け、励ましの声 淡路高生が被災者に寄せ書き
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東日本大震災の被災者を励まそうと、淡路高校(淡路市富島)の生徒会のメンバーらが応援メッセージをつづった寄せ書きを作っている。「上を向いて」「あきらめないで」の言葉に込めた思いは「阪神・淡路大震災で淡路島がいろんな自治体から支援を受けた恩返しがしたい」。14日、宮城県内の被災地に出発する北淡震災記念公園職員3人に避難所へ届けてもらう。
生徒会の呼び掛けで同校では被災地へ文房具を届ける計画を進めており、その活動中に公園職員が訪れるのを知った。「被災者を励ますものを届けてもらおう」と寄せ書きを思い付き、生徒会のメンバー13人を中心に10日に始めた。
寄せ書きは、白地の布(縦横1メートル)を4枚用意。赤や青などカラフルな色合いのマジックで「上を向いて頑張って」「健康に気を付けて」「最後まであきらめないで」などと、被災者を気遣うとともに復興への願いを込めた言葉をつづる。
13日の完成を目指し、放課後に約1時間、制作に励んでいる。生徒会副会長の山田弥吹さん(17)=3年=は「阪神・淡路大震災では学校の周辺が大きな被害を受けた。復興に向け、少しでも被災者を元気づけたい」と話している。
職員は16日まで、宮城県仙台市、気仙沼市、南三陸町で炊き出し活動をし、17日に帰任する。
(西尾和高)
(2011/05/13 09:15)
一生懸命に寄せ書きをする生徒たち=淡路高校
【山梨】日本を元気に応援団
- 主犯 主催:山梨県甲斐市の竜王駅魅力発信協議会(中村己喜雄会長)
- 参加:峡南、甲府城西、山梨、韮崎工、甲府工、日川高の計6校の応援団と甲府商高ソングリーダー部
- 被災地復興を願う各応援団メンバーの思いを表現する場としてイベントを企画
↑震災をイベントのきっかけにしないでください。
2011年06月21日(火)
被災地へ届け!高校生のエール
25日 JR竜王駅北口広場で発表会
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甲斐市の竜王駅魅力発信協議会(中村己喜雄会長)は25日、JR竜王駅北口広場で、県内高校の応援団が東日本大震災の被災地に向けてエールを送る発表会「日本を元気に応援団」を開く。
協議会事務局によると、被災地復興を願う各応援団メンバーの思いを表現する場としてイベントを企画。参加するのは峡南、甲府城西、山梨、韮崎工、甲府工、日川高の計6校の応援団と甲府商高ソングリーダー部。同市内の住民有志がつくった「甲斐・市民げんき応援団」も出演して会場を盛り上げる。
イベントは午前11時半スタート。各応援団の持ち時間は20分程度で、エールなどのパフォーマンスや校歌を披露する。最後は来場者を交えた全員で被災地に向けた応援歌を歌う。また会場では、同市の特産品「赤坂とまと」と天然水「龍王源水」の販売ブースも設置する。
【千葉】木更津総合高校
千羽鶴、ダメ、絶対
房総時事新聞 : 一日も早い復興願って 木総合高校 校長と生徒が千羽鶴贈る
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学校法人君津学園・木更津総合高校(真板益夫理事長/校長)から、東日本大震災の被災者支援のために生徒たちが折った千羽鶴ですが、木更津市から現地に送ってほしいと4日午後、真板校長と同高校2年14組(生徒数34人)の生徒代表4人と担任の松崎久彦教諭が同市役所を訪れ、市長応接室で水越勇雄市長に千羽鶴6個(折り鶴6000羽)を託した。
折鶴は1日も早い被災地の復興を祈り、生徒たちが昼休みや放課後などを利用して6月29日から本格的に折り始め、7月1日と2日の文化祭に展示したあと、この日市役所を訪れ水越市長に手渡した。
千羽鶴は、被災した福島県、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県と長野県の各県ごとに「祈震災復興」の札がつけられ、1県に6人ずつ、1人150羽~160羽の鶴を折った。折鶴には1県ずつ、「協力」「祈復興」「希望」「再生」などのメッセージや作文なども添えられた。また文化祭当日、募金箱を置き、集まった8480円の義援金もこの日、日赤千葉県支部木更津地区長を務める水越市長に寄託した。
2年14組の土橋琴美副会長は「被災した人々は今も苦労しているので、折鶴と義援金だけでも協力できればと折りました」と話した。水越市長は「送り先を検討し、皆さんの気持ちが伝わるよう送らせていただきます」とお礼を述べた。
木更津市では、ボランティア団体などに千羽鶴を託して、被災地に届けてもらうことにしている。
【新潟】海洋高校
海洋高校が応援ビデオ撮影
被災地の水産系高校にエール
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糸魚川市の海洋高校が、東日本大震災で被災した同じ水産系高校を励まそうと応援ビデオを撮影した。応援団の指揮によるエールなどを盛り込んだ内容で、28日に教員、生徒らで訪問する宮城県の気仙沼向洋高を皮切りに計6校に届ける。
海洋高では、被災各校の長期的な支援を目指して6月上旬、生徒、教員同窓会などで復興支援委員会を結成。応援ビデオは、第1弾の取り組みとして企画した。
新潟日報2011年7月22日
応援ビデオ撮影でエールを送る海洋高校生=糸魚川市
【福岡】福岡女学院中学・高校
被災者 短歌で癒やそう 冊子「百人一首」宮城の2高校へ 福岡女学院中学・高校
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2011年9月2日 10:06
被災者の心に残り、支え続ける言葉を送ろう-。福岡市南区の福岡女学院中学・高校では、全生徒の約900人が東日本大震災の被災地を思って短歌を詠んだ。そのうち百首をまとめた冊子「百人一首 震災をうたう」(A4判)が、このほど完成し、3日の同学院祭で発表される。9月中には被災地の高校に送る予定で、発案者の一人、同学院高校生徒会長の徳永也実(なるみ)さん(17)は「東北とは遠く離れているけど、この歌を懸け橋にメッセージを送り続けたい」と話している。
同学院では震災直後から募金活動はしていたが「お金は使えばなくなってしまう。被災者の心に残ることがしたい」と同学院生徒会や教諭らが、31音で思いが伝わる短歌でのメッセージ制作を企画。7月に中学、高校の全生徒が1人1首詠んだ。
高速の下から見上げるその晴れ間いつか日が射すその地信じて
ニュースで被災者の「先が見えない」という言葉が印象に残っていた高1の島田柚(ゆう)さん(15)は、下校途中、日光が雲間から差し込む光景を見て「被災地も照らしてほしい」と、そう詠んだ。
灰色のガレキの山からひしひしと伝わってくる津波の脅威
高2の寺岡歩美さん(17)は新聞で被災後の写真を見て、当時の被災者の恐怖に思いをはせた。
選者を務めた同学院の国語教諭で、福岡市歌人会理事の桜川冴子さん(50)によると、集まった短歌には「希望」などの前向きな言葉がちりばめられていたが「頑張れ」は少なかったという。その理由を、ある生徒は「頑張っている人に頑張れとは言わないよ」と答えたといい、桜川さんは「被災者の痛みに共感し、寄り添う心が詠まれたのだと思う」と話した。
夏休みには、生徒の一人が、父親の仕事の手伝いで被災地入りをした。百人一首は、その生徒が交流した宮城県の志津川高と気仙沼高に送る。
■選ばれた短歌(抜粋)
いつだって忘れちゃいけないその笑顔笑いたかった命のために
(中2 井形萌)
海を見て歯をくいしばり前を向く日本の心輝いている
(中3 藤真実子)
被災地へとんでいってよピアノの音心の中へ入っていってよ
(音楽科高1 林麗子)
=2011/09/02付 西日本新聞朝刊=
【徳島】徳島北高校
震災テーマに文化祭企画 県内高校、準備大忙し 2011/9/2 10:32
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東日本大震災を受け、この秋に文化祭を予定している徳島県内の高校で、震災をテーマに掲げる動きが相次いでいる。復興への願いを込めた生徒の書を展示したり、徳島に避難しているフォークデュオを招いたり。生徒たちは「被災者に少しでも寄り添うことができれば」との思いを込め、準備を急いでいる。
4日に開く徳島北高校は、書道部員18人が「がんばろう日本 復興への近道とは」をテーマにした書を展示する。夏休み中の合宿で「被災地のために何ができるだろう」と話し合い、復興への思いを筆に託して表現することにした。縦135センチ、横70センチの紙に、一人一人が「希」「絆」「東北魂」「あきらめない」などと大書し、被災者へのメッセージも添えている。
「劦(きょう) 生命續(つづ)き輝く為に 今こそ心を一つに立ち向かおう」と書いた2年生福岡知也君(16)。「力が三つの『劦』に、復興に向けて力強く前進してほしいとの願いを込めた」と話す。
当日は午前10時から、音楽に合わせて約20畳の紙に作品を仕上げる書道パフォーマンスも予定しており、全部員一丸となって復興への祈りとともに筆を走らせる。
城北高校は「為(な)せば成るのパワーを被災地へ届けよう」がテーマ。生徒と保護者を対象に2日、福島県いわき市から小松島市に避難しているフォークデュオ「ヒルストーン」がライブを行う。一般公開の4日は、生徒会が義援金を募り、模擬店の売り上げの一部や同校創立70周年記念タオルの販売収益を義援金に充てる。5日の文化祭・体育祭の閉会式では約920人の生徒全員で声を合わせ、被災地にエールを送る。
ライブは3年生八木ひかりさん(17)が「被災地の人の演奏や話をじかに聞くことで、支援への意識も高まる」と文化祭担当教諭に直談判して実現。ヒルストーンの石田勇己さん(20)は「高校生が話を聞きたいと言ってくれるのはとてもうれしい」と喜んでいる。ヒルストーンは4日の阿波高校文化祭でもライブを行う。
このほか徳島市立や城東、城ノ内などの各校でも、生徒が義援金を募ったり、PTAがチャリティーバザーを開いたりするなどの支援活動を予定している。
【写真説明】筆に復興への思いを込めた徳島北高校書道部の生徒たち=徳島市応神町吉成の同校
【島根】島根県立松江東高校書道部
被災地に届け、復興願い大作の書
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「希望を失わないで」-。島根県立松江東高校(松江市西川津町)の書道部の生徒が1日の学園祭で、東日本大震災の復興を願う思いを縦6メートル、横10メートルの巨大な紙に「書」で表現した。
同部の1~3年生が校舎中庭で約2・5リットルの墨汁を使い、10分間で完成させた。紙の上半分には「希望」「信念」という文字を大きく書き、下半分には人気アーティスト・ファンキーモンキーベイビーズの曲「それでも信じてる」の歌詞を引用した文字を記した。
生徒や保護者ら約400人が手拍子で盛り上げる中、書道部の永田葵部長(17)=3年=は「声援がすごく、うれしかった。みんなで力を合わせ、『被災地の方々にメッセージが届いてほしい』と思いながら書いた」と満足そうに話した。
【詳しくは本紙紙面をご覧ください】
('11/09/02)
被災地復興への願いを書で表現する書道部員=松江市西川津町、松江東高校
フラガールズ甲子園
こじ付けェ…
復興願いアキバでフラ競う 女子高校生が“甲子園”
(2011年9月4日午後7時40分)
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福島県いわき市の炭鉱閉山による町の危機を救ったフラガールにちなみ、復興への願いを込めダンスの技を競う「フラガールズ甲子園」が4日、東京・秋葉原のアキバ・スクエアであり、女子高生ダンサーの息の合った熱演が休日の若者の街を沸かせた。
会場には約600人の観客が詰めかけた。福島県のほか仙台市などから13校が参加、最優秀賞に輝いた鹿児島県立喜界高3年の上田昴のさんは「いろいろなものを背負った重みを感じます。夢みたい」と笑顔を見せた。
生徒らはパウスカートや花飾りのそろいの衣装に身を包み、課題曲のフラと自由曲のタヒチアンを披露。
【徳島】名西高校の1年生
「がんばろう日本」 名西高1年、復興願いポスター作製 2011/9/18 10:25
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名西高校(石井町)の1年生が、東日本大震災の被災地の復興を願う大型ポスターを作った。12~14日に行われた学校祭の期間中、校舎壁面に飾られた。
大きさは、縦5メートル、横7メートル。「がんばろう日本」との横断幕を持つ高校生が描かれ、中国語や英語による激励メッセージも添えられている。中心には日本列島をあしらい、その周囲には163人の1年生全員の寄せ書きで日の丸を形作った。
学校祭で、1年生はクラスごとに震災をテーマにした企画展示をすることになり、芸術科で美術を学ぶ生徒20人は大型ポスターを企画。夏休みを利用して完成させた。
作製に携わった北原安鶴紗さん(15)=阿南市富岡町=は「多くの人が見てくれて良かった。震災の事実を心に刻み、みんなで支援の気持ちを高めたい」と話した。
【写真説明】学校祭で披露されたポスター=名西高校
【宮崎】高千穂中の3年生女子生徒4人
同じ人数の顔写真で文字 高千穂中生4人制作
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高千穂町・高千穂中(米村公俊校長、204人)の3年生女子生徒4人は、東日本大震災で死者・行方不明者1万9840人と同じ人数分の顔写真を集めて、「永遠(とわ)」という文字にした横断幕を作成した。
4人は「私たちは3・11を決して忘れてはいけない。犠牲になった方は私たちの心の中で永遠に生き続けているという思いを込めた」と話している。
(詳細は23日付朝刊、または携帯サイトで)
【写真】東日本大震災を忘れまいと、死者・行方不明者1万9840人と同じ人数分の顔写真を集めて制作した「永遠」の文字
【三重】松阪市東部中の生徒や少林寺拳法県連盟のメンバーら70人
被災地支援訴え42キロ 松阪の有志、内宮まで歩く
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2012年1月1日
自分たちの足でマラソンの距離を体感しようと、松阪市東部中の生徒や少林寺拳法県連盟のメンバーら70人が31日、津市垂水のボウリング場から伊勢市の伊勢神宮内宮の宇治橋までの42キロを歩くことに挑戦した。
このウオークイベントは15年前に同中の乾秀樹教諭(57)が始め、毎年年末に開かれる。この日は東日本大震災の被災地支援を呼び掛けるため「がんばれ! 日本」の吹き流しを掲げて進んだ。
参加者らは午前10時にスタート。松阪市内を通った同中2年の薗部海里(かいり)君は「脱落者が出ないよう、みんなで励まし合いながら歩いた」と話した。 (平野梓)
被災地支援の吹き流しを手に持ちながら歩く参加者ら=松阪市内で
被災地の声「被災地いらなかった物リスト」
支援物資として送られて困った物
千羽鶴←←←
応援メッセージや寄せ書き類←←←
売り物にならないレベルの古着
洗濯していない毛布・布団 使用済み下着
成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
極端に辛い食品
冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
中古の電気用品(ブラウン管テレビなど)
手回し式充電器
自己啓発本
穴の空いた鍋
勝負下着
サインボールセット
地域再生案の模型
ススの多い自作ろうそく
見合い写真
『けいおん!』グッズ詰め合わせ
とりわけ意見が重複していたのは、
>「千羽鶴」「寄せ書き」「古着」「賞味期限切れ(あるいは不明)の食料品」
>「復興方法を記した文章や模型」「古くなった現地情報」「復旧が進んでから届いた水」
現金(義捐金)最強。
被災者が今だから語れる「いらなかった支援物資」 穴の空いた鍋を送られても迷惑です
2013.11.05 12:15 記者 : ガジェ通ウェブライター
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東日本大震災から2年8カ月。被災地の復興は予定通りに進んでいるとは言いがたく、いまだ仮設住宅暮らしの被災者も多い。しかし、以前の生活を取り戻しつつある人たちには、苦労の多かった避難所での生活をネタ交じりに語れる余裕も生まれつつあるようだ。
Twitterではそんな被災者たちが「被災地いらなかった物リスト」と題したハッシュタグで、支援物資として送られて来たはいいものの、役に立たなかった物、捨てるに捨てられず取り扱いに困った物を挙げている。それらの中から代表的なものを紹介しよう。
支援物資として送られて困った物
千羽鶴
応援メッセージや寄せ書き類
売り物にならないレベルの古着
洗濯していない毛布・布団 使用済み下着
成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
極端に辛い食品
冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
中古の電気用品(ブラウン管テレビなど)
手回し式充電器
自己啓発本
穴の空いた鍋
勝負下着
サインボールセット
地域再生案の模型
ススの多い自作ろうそく
見合い写真
『けいおん!』グッズ詰め合わせ
一番困ったのは千羽鶴や寄せ書きの類だったそうだ。想いが込められているだけに捨てるのは忍びなく、かといって飾ったり保管したりする場所もなく、最後はやむなく焼却処分したとのこと。
混乱した被災地では分配機能が十分に働かないし、被災状況と復興の進捗によっても必要なものは変わってくる。需給のミスマッチをなくすのは今後の行政の課題であろう。一方、支援物資を送る側にも被災者の立場に立った支援が望まれる。寒さで凍えて飢えている時に、プロ野球選手のサインボールだの、穴の空いた鍋だの、勝負下着だのを送られても、途方に暮れてしまうことぐらい容易に想像できるはずだ。「自己満足のための善意は迷惑」「感謝を期待して行うのは偽善」――厳しい現実を経験した被災者の方々の「今だから語れる」本音を、今後の支援を考えるきっかけにしたい。
2013年11月05日 17時09分 更新
被災者の意見まとめた「被災地いらなかった物リスト」が話題に被災者の生の声を集めたTogetterのまとめが注目されています。
[ねとらぼ]
...
東日本大震災から約2年8カ月が経った今、Twitterでハッシュタグ「#被災地いらなかった物リスト」が話題になっていました。Togetterのまとめは2日ほどで20万viewを突破しています。
ハッシュタグに参加しているのは、震災を経験した数十人。“いらなかった物”について、具体的な理由を添えたツイートが多く、いろいろと参考になります。
とりわけ意見が重複していたのは、「千羽鶴」「寄せ書き」「古着」「賞味期限切れ(あるいは不明)の食料品」。千羽鶴・寄せ書きは意外だと思われるかもしれませんが、大量に届くとどうしようもないのが実情で、送り主の「飾ったところの写真がほしい」という要望も少なくなく、現地の負担になっているそうです。残念ながら焼却処分になることが多いのだとか。
このほか、「復興方法を記した文章や模型」「古くなった現地情報」「復旧が進んでから届いた水」など、被災地の要望やタイミングを外した支援物資は、やはり不必要と判断されています。
一方で、“役だったもの”としては「生理用品」「ガソリン」「現金」が上げられており、これらについては昨年、ハッシュタグ「#震災時に役に立ったもの」でまとめが作られています。
#被災地いらなかった物リスト まとめ - Togetter