井戸 敏三

兵庫県知事。

▼2008年11月11日

「関東大震災がチャンス」= 東京一極集中打破で-  兵庫県知事が発言
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/unpleasant_affairs/?1226398936(リンク切れ)
兵庫県の井戸知事は、11日、和歌山市で開かれた近畿ブロックの知事会議で、
関西経済をめぐる議論のなかで「関東で震災が起きればチャンスになる」と発言した。

これは11日、和歌山市で開かれた近畿や周辺の10の府県の知事らが出席した近畿ブロック知事会議で、
兵庫県の井戸知事が発言したもの。関西経済をめぐる議論の中で、井戸知事は「東京の一極集中を打破するための旗をあげなければならない。
関東で震災が起きれば東京はダメージを受けて、これは、チャンスになる。これを生かさなければならない。そのための準備をすべきだ」と述べた。
井戸知事は、さらに「関西が、首都圏で災害が起きたときに引き受けられるよう、機能の強化を図るべきだ」と述べた。
一極集中の状況を「改善する」と言わず「打破する」と言い、一極集中地域の被災を「チャンス」と捕らえ、その機をてぐすね引いて待っていると取れる発言をした

▼2008年11月12日

「チャンス」取り消させて 井戸知事、発言を撤回
魚拓:
「関東大震災が起こればチャンス」と発言し、批判を集めている兵庫県の井戸敏三知事は13日、県庁で会見し、「不用意に『チャンス』という言葉を使ったことは不適切であったと深く反省している。『チャンス』という言葉を取り消させていただきたい」と話し、初めて発言を撤回する意向を示した。

 会見で、井戸知事は発言の真意を改めて説明。知事発言がクローズアップされたことで「関西経済活性化の議論がかすんでしまったのも反省の原因」としたうえで、あらためて「多くの皆様に誤解を与え、混乱を生じさせ、ご心配をおかけしていることを心からおわびします」と謝罪した。

 11日に和歌山市で開かれた近畿ブロック知事会議で発言した後、首都圏の自治体の首長から批判が続出したほか、県庁にも知事を批判する電話やメールが相次ぎ、対応に追われていた。


  • 最終更新:2011-05-03 23:21:57

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