スラックティビズム:
社会に意味のある影響を与えていないのに、社会にとって良い活動をしたつもりになる自己満足的行為について、軽蔑を込めて使われている。こうしたスラックティビスト(スラックティビズムにあたる行為をする人)たちの行為は、多くの場合、個人の労力や負担を必要としない。
最初は「子供だから仕方ない」とスルーしてたが、こういうことを牽引しているのは大人だと気付いた。
そんなバカな大人にならないためにも、間違いは早いうちに正すべき。
【静岡】2011年06月23日 北浜北小の児童
横断幕で被災地応援 浜北区・北浜北小(6/23 08:25)
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浜松市浜北区西美薗の北浜北小の児童が、東日本大震災の被災地を応援するメッセージを集めた横断幕を完成させた。全校児童が毎朝通る昇降口に設置した。
全校児童628人が被災地への思いをつづったメッセージカードを1人1枚作り、模造紙で作った高さ80センチ、幅6・5メートルの横断幕に貼り付けた。児童会は浜松市が岩手県大船渡市を支援していることを調べ、カードで「がんばれおおふなとし!」の文字をかたどるようにデザインした。
児童のメッセージには「早い復興を祈っています」「いつでも心は一つです 応援しています」などの言葉や絵が並ぶ。児童会役員の知久奏斗君(6年)は「東北の皆さんが早く復興できるように、気持ちを込めて作った」と話した。
【長崎】2012年01月26日 大村市の児童福祉施設「ひまわり児童館」
ほっとするニュース:被災地へ向けて 長崎の子供バンド、応援歌CDを送る
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◇被災3県500施設に送る 子供たちに勇気を
東日本大震災で被災した子供たちを励まそうと、長崎県大村市の児童福祉施設「ひまわり児童館」が、応援歌を収録したCD「be brave~勇気~」を制作、昨年末に被災3県の500の児童施設に送った。同館に通う子供たちでつくるバンドが計5曲を収録。同館の南川大介代表(34)は「寂しい思いをしている被災地の子供たちに、少しでも元気が出たら」と願う。
南川さんは小6の時、両親が離婚。自宅の部屋で涙を流す毎日だったが、寂しい夜を癒やし、明日への勇気を与えてくれたのが音楽だった。こうした経験から、同館では音楽活動を通じて夢を持つことの大切さを教えている。子供たちは自ら作詞作曲を手掛け、館内だけでなく、市中心部のアーケード街でも不定期に演奏。音楽とともに、成長しているという。
昨春、大震災が発生。南川さんと子供たちは、特に震災遺児が多いことに心を痛めた。「音楽で勇気を与えよう」と話し合い、同館で活動する小学~高校生の五つのバンドが1曲ずつ制作した。
小学生バンド「ORANGE」による「同じ空の下で」は「泣き虫でも 夜はやがてあけて みんなが力を ひとつにすれば あふれてくる勇気」などと、子供らしいメッセージソングとなっている。ORANGEの木下紗希さん(11)は「被災地の子供たちとは離れていても、同じ空の下という思いを込めました」と話している。
同館(0957・50・2722)。【柳瀬成一郎】
2012年1月26日
【福岡】2012年02月29日 福智町立上野小の児童
岩手の被災学校へ応援旗 福智
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2012年02月29日
東日本大震災で被災した学校を励まそうと、福智町立上野(あが・の)小(121人)の児童らが応援旗を作った。送り先は校舎が津波に襲われた岩手県大船渡市の越喜来(お・き・らい)小。震災からまもなく1年を迎えるが、今後も支援活動を続け、連帯の気持ちを伝える。
「ふる里の思い出を心にきざみ、困なんを乗りこえて、共に未来をつくろう」「どんなことがあっても笑顔でいればのりこえられる。私も笑顔でおうえんしています」
縦60センチ、横180センチの三つの旗には、児童たちが考え抜いたそんな言葉が並んだ。中央には「越喜来」にちなみ、「越えていこう、 喜びあえる日が 来ると信じて。」と書かれている。
6年生が総合的な学習で、写真や映像を見て津波などの被災状況を学習。その後3、4人ずつに分かれて、朝の活動の時間を使って下級生に伝達した。学習をもとに、各児童がメッセージを考えたという。
6年担任の長尾公仁教諭は「子供たちは、被災しても元気に頑張っている子がいることを知った。学習する中で、何とか応援しようという気持ちが出てきたと思う」と話す。
製作を提案したのは、上野小OBでさいたま市在住の会社員、香月浩一さん(47)。香月さんは現地に友人がいることから被災直後から越喜来地区への支援活動をしてきた。
同小やPTAが被災地の支援先を探していることをめいの6年安永沙佳さん(12)から聞いて紹介した。安永さんも「おおきな夢をもとう きっと未来は明るいよ らんどせるに夢をつめて いつかは叶(かな)えられるから」とメッセージを書いた。
同小は、2012年度以降も交流活動をしていく予定で、中村英子校長は「思いやり、助け合いの心を育んでいきたい」と話す。
越喜来小の校舎は津波で全壊したが、児童たちは高台に避難して助かった。現在、震災前から統合予定だった近くの学校の校舎で勉強を続けているという。
旗は2月末に届けられ、早速校内に飾られた。今野義雄校長は「感動した。どの学年の子も一字一字きれいに書いていて、内容もきちんと考えられている。本当に越喜来のことを考えてくれたんだと思う」と話す。今後も定期的に防災の日などに掲示し、児童たちに披露する予定だという。(小川裕介)
被災地の声「被災地いらなかった物リスト」
支援物資として送られて困った物
千羽鶴←←←
応援メッセージや寄せ書き類←←←
売り物にならないレベルの古着
洗濯していない毛布・布団 使用済み下着
成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
極端に辛い食品
冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
中古の電気用品(ブラウン管テレビなど)
手回し式充電器
自己啓発本
穴の空いた鍋
勝負下着
サインボールセット
地域再生案の模型
ススの多い自作ろうそく
見合い写真
『けいおん!』グッズ詰め合わせ
とりわけ意見が重複していたのは、
>「千羽鶴」「寄せ書き」「古着」「賞味期限切れ(あるいは不明)の食料品」
>「復興方法を記した文章や模型」「古くなった現地情報」「復旧が進んでから届いた水」
現金(義捐金)最強。
被災者が今だから語れる「いらなかった支援物資」 穴の空いた鍋を送られても迷惑です
2013.11.05 12:15 記者 : ガジェ通ウェブライター
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東日本大震災から2年8カ月。被災地の復興は予定通りに進んでいるとは言いがたく、いまだ仮設住宅暮らしの被災者も多い。しかし、以前の生活を取り戻しつつある人たちには、苦労の多かった避難所での生活をネタ交じりに語れる余裕も生まれつつあるようだ。
Twitterではそんな被災者たちが「被災地いらなかった物リスト」と題したハッシュタグで、支援物資として送られて来たはいいものの、役に立たなかった物、捨てるに捨てられず取り扱いに困った物を挙げている。それらの中から代表的なものを紹介しよう。
支援物資として送られて困った物
千羽鶴
応援メッセージや寄せ書き類
売り物にならないレベルの古着
洗濯していない毛布・布団 使用済み下着
成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
極端に辛い食品
冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
中古の電気用品(ブラウン管テレビなど)
手回し式充電器
自己啓発本
穴の空いた鍋
勝負下着
サインボールセット
地域再生案の模型
ススの多い自作ろうそく
見合い写真
『けいおん!』グッズ詰め合わせ
一番困ったのは千羽鶴や寄せ書きの類だったそうだ。想いが込められているだけに捨てるのは忍びなく、かといって飾ったり保管したりする場所もなく、最後はやむなく焼却処分したとのこと。
混乱した被災地では分配機能が十分に働かないし、被災状況と復興の進捗によっても必要なものは変わってくる。需給のミスマッチをなくすのは今後の行政の課題であろう。一方、支援物資を送る側にも被災者の立場に立った支援が望まれる。寒さで凍えて飢えている時に、プロ野球選手のサインボールだの、穴の空いた鍋だの、勝負下着だのを送られても、途方に暮れてしまうことぐらい容易に想像できるはずだ。「自己満足のための善意は迷惑」「感謝を期待して行うのは偽善」――厳しい現実を経験した被災者の方々の「今だから語れる」本音を、今後の支援を考えるきっかけにしたい。
2013年11月05日 17時09分 更新
被災者の意見まとめた「被災地いらなかった物リスト」が話題に被災者の生の声を集めたTogetterのまとめが注目されています。
[ねとらぼ]
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東日本大震災から約2年8カ月が経った今、Twitterでハッシュタグ「#被災地いらなかった物リスト」が話題になっていました。Togetterのまとめは2日ほどで20万viewを突破しています。
ハッシュタグに参加しているのは、震災を経験した数十人。“いらなかった物”について、具体的な理由を添えたツイートが多く、いろいろと参考になります。
とりわけ意見が重複していたのは、「千羽鶴」「寄せ書き」「古着」「賞味期限切れ(あるいは不明)の食料品」。千羽鶴・寄せ書きは意外だと思われるかもしれませんが、大量に届くとどうしようもないのが実情で、送り主の「飾ったところの写真がほしい」という要望も少なくなく、現地の負担になっているそうです。残念ながら焼却処分になることが多いのだとか。
このほか、「復興方法を記した文章や模型」「古くなった現地情報」「復旧が進んでから届いた水」など、被災地の要望やタイミングを外した支援物資は、やはり不必要と判断されています。
一方で、“役だったもの”としては「生理用品」「ガソリン」「現金」が上げられており、これらについては昨年、ハッシュタグ「#震災時に役に立ったもの」でまとめが作られています。
#被災地いらなかった物リスト まとめ - Togetter