雑誌 アエラ
2011年03月19日発売 表紙に「放射能がくる」→
アエラ
福岡市内のショッピングモール「マリノアシティ福岡」への恫喝電話
2011年09月08日 福島応援ショップ「放射能不安」風評被害で出店中止
福岡の福島応援店、放射能心配と出店中止に
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東京電力福島第一原発事故の風評被害で苦しむ福島県の農家らを支援しようと、福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」で17日に予定されていた「ふくしま応援ショップ」の開店が、中止されることになった。
出店を計画していた同市の市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」に、「福島からトラックが福岡に来るだけでも放射性物質を拡散する」といったメールや電話が相次いだためで、同団体は新たな出店先を探すという。
同団体によると、農産品の宅配を行う「九州産直クラブ」(福岡市南区)と連携し、マリノアシティ内の農産品直売所「九州のムラ市場」の一角で開業する予定だった。生鮮食料品の取り扱いをやめ、福島県の生産者から仕入れたジャムや梅干し、乾めんなどの加工品を販売する計画で、放射線量が国の暫定基準の10分の1以下であることが確認されたものに限る方針だった。
8月26日に出店を発表したところ、同団体などに「出店するなら不買運動を起こす」など、放射能に汚染された食品が福岡に持ち込まれることを不安視するメール十数件と電話が多数寄せられたという。今後、同団体は別の出店先を探し、通信販売を検討するという。
同団体の石井洋平事務局長(31)は「出店の契約を交わしていた九州のムラ市場側から、受け入れ断念を通告された」と説明。「安全が確認されたものだけを販売する予定だっただけに残念。何とか福島の生産者を支援する方法を探したい」と話した。
これに対し、同市場は「契約は成立しておらず、双方の話し合いで白紙に戻すことになった」と反論している。
(2011年9月8日12時23分 読売新聞)
愛知県日進市「にっしん夢まつり・夢花火」大会へ抗議した市民
2011年09月18日 福島産の花火の使用について「放射能をまき散らすな」といった電話やメールが相次ぐ→使用中止
放射能心配…福島産花火、市民の抗議で使用せず
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#divclass(rectangle01){ 愛知県日進市で18日夜に行われた「にっしん夢まつり・夢花火」大会で東日本大震災の被災地応援のため予定されていた福島県産花火の打ち上げが、放射能を心配する市民の抗議で取りやめられたことがわかった。
市などでつくる実行委員会などによると、大会では岩手、宮城、福島県産のスターマイン各1基を打ち上げる予定だったが、実行委は直前の17日、福島県産の1基分(80発)の不使用を決め、愛知県内の業者が製造した花火に替えた。「放射能をまき散らすな」といった電話やメールが相次ぎ、花火の放射線量の数値確認も間に合わなかったためだという。
花火を製造した福島県川俣町の「菅野煙火店」を営む菅野忠夫さん(77)は「本当に悲しくなった。この夏も各地の花火大会に出荷したが、放射能の話は一つも出なかった」と話した。
萩野幸三市長は「福島の方々に申し訳ない。市民の不安にも応える必要があった」と釈明した。
(2011年9月20日00時11分 読売新聞)}
福島産花火中止「風評被害広げた」…市長が謝罪
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110923-OYT1T00141.htm
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愛知県日進市の花火大会で福島県川俣町の業者が製造した花火が打ち上げられなかった問題で、同市の萩野幸三市長らが22日、おわびのため同町を訪問し、古川道郎町長と、花火を製造した菅野煙火店の菅野忠夫社長(77)に「風評被害を広げてしまい、大変な迷惑をかけた」と謝罪した。
そのうえで、市民の理解を得て、できるだけ早い時期に花火を打ち上げることを約束した。
萩野市長と、花火大会を主催した同市商工会の塚本英雄会長らは、古川町長に、打ち上げ取りやめについて「判断が正しくなかった」などと述べた。さらに、同町からの要請に応え、花火の放射線検査を行い、市民に放射性物質に対する正しい知識を周知するとの回答書を手渡した。
(2011年9月23日08時20分 読売新聞)
成田山新勝寺へ中止要求百件
2011年9月 岩手県陸前高田市の松を焚き上げに使用すると発表→中止を求める電話などが100件以上→検査で放射性物質は検出されなかったため実施
成田山、高田松原の松で護摩供養…中止要求百件
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110925-OYT1T00525.htm
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東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の「高田松原」の松の一部を使い、震災復興への祈りをささげる「柴灯大護摩供」が25日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた。
放射性物質の影響を懸念した中止を求める電話などが100件以上寄せられたため、同寺は松を専門機関に依頼し検査。放射性物質は検出されなかったため実施した。
使用された松は、表皮が削られ長さ90センチに加工された30本。半分ほどを使ってやぐらを組み、僧侶が火を放つと約2メートルの火柱が上がった。僧侶らは残りの松を投げ入れ、祈りをささげた。
同寺僧侶の渡辺照充さんは「例年より多くの人に集まっていただき、気持ちを一つにして震災復興をお祈りできた。無事実施できて良かった」と話した。
(2011年9月25日19時33分 読売新聞)
大阪府河内長野市の橋桁工事の周辺住民
2011年10月06日 福島県の業者が作った橋 地域住民が「放射能汚染」が心配と苦情
2011年10月6日5時2分
福島の業者受注の橋桁工事、住民の要請受け中断 大阪
http://www.asahi.com/national/update/1005/OSK201110050191.html
魚拓:
http://megalodon.jp/2011-1006-1423-18/www.asahi.com/national/update/1005/OSK201110050191.html
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大阪府が発注した同府河内長野市での架橋工事をめぐり、福島県内の建設会社が造った橋桁の搬入に対し、周辺住民が「放射能汚染が不安だ」と反対し、別の業者への発注を要請していることがわかった。府は8月以降、工事を中断し橋桁の放射線量を測定。今後、専門家の意見を踏まえ安全性が確認できれば、工事を再開させたい考えだ。
府富田林土木事務所によると、河内長野市街地と和歌山県境を結ぶ国道371号バイパス(全長約6キロ)工事の一部。橋桁は長さ55メートル、幅8メートルの鋼製で、福島県郡山市の建設会社が2009年5月、製造と設置工事を約1億2500万円で受注した。
業者は郡山市内の工場で橋桁を製造し、今年2月に完成。9月中に橋桁を搬入し、来年2月に橋を完成させる予定だった。だが、3月に東日本大震災が起き、橋桁は損傷しなかったものの、工場敷地内に保管されたままだという。橋の両岸の基部と橋脚は7月に完成した。
大分県議 近藤和義
2011年10月10日 絶叫大会で「セシウム牛いらぬ」
大分県議が不適切発言:絶叫大会で「セシウム牛いらぬ」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012k0000m040166000c.html
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大分県由布市湯布院町で10日開かれた「第37回牛喰い絶叫大会」で、近藤和義県議=同市選出=が、地元産牛肉が安全であるとアピールした後、「セシウム牛はいりません」と絶叫していたことが11日、分かった。
参加者が地元産の牛肉を食べ、日ごろの思いを叫ぶイベント。地元関係者として本番前にステージに立った近藤氏は「今日食べる牛肉は汚染の心配はありません」と前置きして「セシウム牛はいりません」と叫んだという。近藤氏は共同通信の取材に「国はセシウム汚染牛の対応を県や生産者側に任せっぱなし。国を批判する意味合いを込めたが言葉足らずだったかもしれない」と釈明している。
毎日新聞 2011年10月12日 1時33分